情報分野から見た農業情報学 近年、農業分野の研究においても、情報技術を活用することが当たり前になってきている。このため、農業分野の研究者も情報技術を使いこなすことが求められ、実際に一部の研究者は高度な情報技術を使いこなすようになっているが、広く活用されているとまでは言えない状況である。 一方、情報技術は「道具」であることから、情報技術を道具として活用する場を求める情報分野の研究者も多い。例えば、金融、医療、自動車などの様々な分野で情報分野の研究者がすでに活躍している。この流れで、農業を含む一次産業にも熱い視線が注がれているが、実際に農業分野の研究を始めようと思うと、さまざまなハードルが待ち構えている。 そこで、本シンポジウムでは、情報分野出身で農業分野の研究を行っている3名の講師に、これまでの研究紹介のほかに、農業分野の研究を始めたきっかけや理由、農業分野の研究を進める際に戸惑ったこと、農業分野の研究の魅力と課題について話題提供してもらう。これらについて農業分野の研究者と共有し、議論することよって、両分野の連携を促進することを目指す。 poster(PDF) 学生は学会への入会費用と合わせて1,000円で参加できます。この機会にお申し込みください。 日時:2022年5月21日(土)16:00~18:00 場所:オンライン開催 協賛:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農学における情報利用研究FG(act137) 問合先:東京大学大学院農学生命科学研究科 生物環境情報工学研究室 細井 文樹 E-mail: ahosoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp 登壇者 「高度道路交通システムからスマート農業、私が理解する農業情報学」 郭威(東京大学) 「農業は情報の『応用』か?:農業分野から新しい情報技術を生み出す」 大倉史生(大阪大学) 「情報科学者による農学分野応用での挫折を経て」 峰野博史(静岡大学) コーディネーター:有田大作(長崎県立大学) 二宮正士(東京大学)
2022年度アグリコクーンガイダンス一覧 2022年度パンフレット 4月4日 Zoom開催 アグリコクーン全体ガイダンス(ゲスト:アグリバイオインフォマティクス/One Earth Guardians育成プログラム) 4月4日の夕方にzoomでアグリコクーンの全体ガイダンスをコンパクト開催します. 今年は,オープニングにアグリバイオインフォマティクスとOne Earth Guardians育成育成機構の先生をお招きし,各プログラムの紹介をします. TIME TABLE 18:00-18:05 イントロダクション:研究科としての横断的教育プログラムの紹介 中嶋 康博 18:05-18:10 アグリバイオインフォマティクス 門田幸二 18:10-18:15 One Earth Guardians育成プログラム 高橋 伸一郎 アグリコクーン各FGの紹介 18:15-18:20 食の科学FG 中嶋 康博ガイダンス動画 資料 18:20-18:25 国際農業と文化FG 溝口 勝 18:25-18:30 農学におけるバイオマス利用研究FG 芋生 憲司 18:30-18:35 生物多様性・生態系再生FG 吉田 丈人(ビデオ出演) ガイダンス動画 18:35-18:40 農学における情報利用研究FG 細井 文樹 18:40-18:45 農における放射線影響FG 田野井 慶太朗 18:45- 質疑応答 English classes Writing a Research Proposal /Writing a Research Article 科学者に必要な研究立案・コミュニケーション講座- 研究計画から論文発表まで 講義を受けるためには? ポスターのQRコードにアクセスして頂き、受講申請書に必要事項を入力してください。若しくは、ポスターに記載されているメールアドレスに、受講申請希望を記載の上、メールをお送りください。後程、リンクアドレスを返信します。受講希望者が上限を超えた場合は、受講申請書内の質問への返答内容で履修の可否を判断します。 受講申請期間:(コースA)3月22日〜4月4日、(コースB)9月20日〜 10月3日。履修の可否は、コースAは4月5日、コースBは10月3日にお返事する予定です。 履修可となったら、UTAS上から登録作業をしてください。 guidance talk アグリコクーンの活動組織:フォーラムグループ(FG ◆食の科学フォーラムグループ 市民・企業と、食の信頼の向上と豊かな社会の構築を目指します 食の安全・安心の確立と健康社会の構築をめぐる理論と実践を学びます。そこでは高齢社会における課題解決についても考えていきます。またフォーラムグループの教員もメンバーになっている「食の安全研究センター」と研究や教育の連携を図ります。教育カリキュラムでは専門性と学際性を重視して、学外から講師を招いたり、官公庁や企業等で研修を行うなど、「社会との関わり」にも重点を置いています。 ◆国際農業と文化フォーラムグループ 活動の場は国際的に広がります 農林水産業を地域の文化を形成する核であると位置づけ、「生産は文化によって支えられている」というコンセプトが、当FGの活動理念です。「国際農業と文化ゼミナール」では 「環境と農業」 「農業と資源」 「経済と食品流通」の3つのテーマの集中講義と、教員とのディスカッションで農業と文化への理解を深めます。「国際農業と文化実習」では、国内実習により日本の農家と農村について体験的に理解を深めた上で、アジア途上国における実習により、地域における問題の把握やそれらの問題解決のためのプロジェクト形成について経験を積みます。 ◆農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ 真の循環社会の枠組みを提案します バイオマスとは、生物が生産する循環可能な有機資源を意味しています。また、バイオマスは農学に関わりの深い森林・海洋・農産・畜産の現場あるいはそれらの下流に位置づけられる産業や社会の中に存在しています。 農学生命科学の研究分野の中で、これらのバイオマスの多面的で高い次元での有効利用、地域環境の保全などを視野にいれた利活用の実現に向けた教育と研究を推進することが、バイオマス利用研究FGの使命と言えます。この理念にのっとり、バイオマス利用研究FGが主催する講義では、セミナー、現場視察、さらに演習を組み合わせ、バイオマス利活用の理論と実践を学びます。 ◆生物多様性・生態系再生フォーラムグループ 生態系や生物多様性を再生する協働活動を進めます 生物多様性の保全や健全な生態系の再生は、さまざまな生態系サービス(自然の恵み)の提供を通して、地域社会の持続可能性に貢献するものです。地域における自然再生や生態系管理にとって、地域の多様な関係者との協働は大きな役割を持っており、さまざまな地域で実践活動が進んでいます。国内の先進的な事例をとりあげ、地域と連携した実習などにより、自然再生や生態系管理について実践的に学びます。 ◆農学における情報利用研究フォーラムグループ 農学における情報利用の新たな可能性を探ります 最先端農業システムやリモートセンシング・地理空間情報、生態系保全のための情報提供、気候変動に伴う農業気象情報や食料需給問題など、農学分野における情報利用研究は大きな可能性を秘めています。当FGは、定期的な勉強会を開催し、農業環境情報の交換を促すと共に、メーリングリストを利用して参加者に関連情報を配信します。 ◆農における放射線影響フォーラムグループ 放射性物質動態・影響の分野におけるリーダーを育成します 福島第一原発事故による放射能汚染地域の大半は、農林畜水産業の場です。この被災地における農林畜水産業復興と食糧の安全確保は急務であり、本研究科は事故直後からそのための調査研究を行っています。本FGでは、最新の知見や発見に基づく教育プログラムによって、農における放射性物質の動態や影響を学びます。本FGは、即戦力となる人材のみならず、将来、リーダーとして社会貢献する人材の育成を目指します。
農学における情報利用研究フォーラムグループ 農業農村地域における情報利活用の未来図Ⅱ poster(PDF) 日時:2022年3月4日(金)13:00-17:30 場所: zoom 参加費: なし 主催:農業農村工学会・農業農村情報研究部会 共催: 東京大学アグリコクーン農学における情報利用研究フォーラムグループ(act136) 申込:詳細:http://agrinfo.en.a.u-tokyo.ac.jp/meetings/anounce-45.htm 趣旨: 新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、地域における新しい生活の価値が見直されつつあります。そうした中、農村地域における通信インフラ整備のニーズが高まってきています。昨年度、農業農村工学会・農業農村情報研究部会では「農業農村地域における情報利活用の未来図」のアイディアを公募し、20件の課題を採択し、そのアイディアを研究部会勉強会と学会企画セッションで報告して頂きました。 そこで、農業農村工学会・農業農村情報研究部会では昨年と同様に「農業農村地域における情報利活用の未来図Ⅱ」を募集しました。 この勉強会ではその未来図を持ち寄り、情報を利活用した未来の農村について議論したいと思います。この機会に一緒に夢を描いてみたい方々の参加をお待ちしています。 名前のところをクリックするとyoutube動画にとびます program 13:00-13:05 開会あいさつ 溝口 勝(部会長/東京大学農学生命科学研究科/教授) 13:05-13:10 来賓あいさつ 小泉 健(農業農村工学会専務理事) 報告(発表10分、質疑5分) 13:10-13:25 (1)日本をイモ類研究の第一線に! 難民キャンプの実験圃場化プロジェクト 指原佑佳 (東京大学農学部3年) 13:25-13:40 (2)やまびこ選手権 小関伸哉(三重大学助教)・加藤沙耶香・篠崎彩乃(三重大学3年) 13:40-13:55 (3)衛生画像と自律センサによる圏外エリアでの半無人農業支援システムの考察 宇都裕太・広瀬知弘 (東京大学工学部2年) 13:55-14:10 (4)農村情報ネットワークを活用した「観光林業」の可能性 西村和海 (東京農工大学農学部2年) 14:10-14:25 (5)耕作放棄地を利用したスマート農業特区について 樋口裕 (近畿大学農学部3) 14:25-14:40 (6)農業農村地域活性化に向けた農村GOの試作 浅野珠里・大塚健太郎・Siti Ezrin (岐阜大学4年) 14:40-14:55 休憩 14:55-15:10 (7)情報利活用で繋げる消費者と生産者 中川翔太 (近畿大学農学部3年) 15:10-15:25 (8)道の駅花壇整備に伴うモニタリング調査 鎌倉啓伍・那須琴実 (東京大学文科三類2年) 15:25-15:40 (9)伝統的農村風景×IoTの教育 野田坂秀陽 (東京大学農学部3年) 15:40-15:55 (10)農業機械レンタルと農業ノウハウ共有を可能とするプラットホーム構築 伊藤康貴・植田光佑・堀田 剛志・宮崎貴也・米田翊 (東京大学農学部3年) 15:55-16:10 (11)小規模農地におけるスマート農業の活用 石本帆乃・佐藤優花 (福島大学食農学類3年) 16:10-16:25 (12)ため池における水難事故防止システム 吉田楓 (三重大学3年) 16:25-16:55 総合討論/意見交換 16:55- 閉会あいさつ 黒田裕一(農林水産省農村振興局地域整備課課長補佐) 17:30- Zoom懇親会(各自Zoomの前に飲食物をご用意くださいい)
農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール 対流圏オゾンによる森林樹木への影響評価のこころみ poster(PDF) 講師:星加 康智 イタリア国立陸域生態系研究所 上席研究員 農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。 アーカイブ動画(ECCS cloud limited) 日時:2022年1月31日(月)15:00〜16:00〜 教室:zoomURLは細井より連絡しますので,受講生は必ずメールで連絡をとってください. 協賛: 日本農業気象学会 リモートセンシング・GIS研究部会 参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学) mail: ahosoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp abstract: 植物をとりまく大気環境は刻々と悪化している。近年、越境大気汚染の顕在化とともに、対流圏オゾン(地表のオゾン;以後、オゾン)濃度が上昇し、オゾンによる森林の二酸化炭素吸収・固定能力の低下および作物の収量低下が懸念されている。本セミナーでは、最新の実験設備である開放系オゾン暴露施設(FACE:Free-Air Controlled Exposure)をもちいた研究を中心に、ヨーロッパにおけるオゾンの森林樹木への影響に関する研究およびその動向を紹介する。
農学における情報利用研究フォーラムグループ > 特別セミナー 地球温暖化の緩和そして農業持続性を目指した土壌炭素(土壌有機物)の研究 poster(PDF) 講師:和穎 朗太 先生 (エコロジカル・セイフティー学) ご関心のある皆様の積極的な参加を歓迎します。 日時:2022年1月14日(金)17:00〜18:00 教室:zoomhttps://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/87414384279ミーティングID: 874 1438 4279 パスコード: 560194 共催: アグリコクーン農学における情報利用研究フォーラムグループ 問合先:古橋 賢一(生物機械工学) mail: kfuruhashi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp abstract: 気候変動下における農業や陸上生態系の持続性を考えるとき、足元の土の理解がカギとなります。養分供給や水分保持などの土が担う多くの重要な働きは、土壌有機物(SOM)と密接に関係しており、またSOMは陸上最大の炭素プールです。そのため、SOMそしてその骨格である土壌炭素の形成・消失プロセスについての研究が、世界で活発に進んでいます。本セミナーでは、この数十年のSOM研究におけるパラダイムシフト、そして私が行ってきた基礎的そして応用的側面の研究を紹介し、これらの知見の温暖化緩和、持続的農業、土壌生成への適用可能性について考えたいと思います。
農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール 東大生が海外スタートアップを経て日本で起業するまで poster(PDF) 講師:宮谷 聡 スキャン・エックス株式会社 CEO company’s information 農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。 アーカイブ動画(ECCS cloud limited) 日時:2021年12月6日(月)15:00〜 教室:zoomURLは細井より連絡しますので,受講生は必ずメールで連絡をとってください. 協賛: 日本農業気象学会 リモートセンシング・GIS研究部会 参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学) mail: ahosoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp abstract: 東京大学を卒業後、フランスの大企業、シリコンバレーやイスラエルのスタートアップを経て、日本で起業するに至るまでに経験したことや、日本で起業してどんなことをやっているかを語らせていただきます。
農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール 日本農業デジタル化の展望と農学部生に期待すること poster(PDF) 講師:野秋 収平 株式会社CULTA 代表取締役 CULTA(カルタ)は植物の画像解析技術を切り口に、品種改良の高速化を行うスタートアップ企業です。 農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。 アーカイブ動画(ECCS cloud limited) 日時:2021年11月29日(月)15:00〜 教室:zoomURLは細井より連絡しますので,受講生は必ずメールで連絡をとってください. 協賛: 日本農業気象学会 リモートセンシング・GIS研究部会 参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学) mail: ahosoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp abstract: 農業が大きな過渡期を迎えている中、世界各国で農業のテクノロジーの実装が進んでいます。日本国内でもスマート農業という言葉が市民権を得始めており、期待が高まっています。しかし自然を相手にする農業のデジタル化は一筋縄ではいきません。そのフィールドごとの本質的な課題を理解し、適切な解決策を導くことが重要です。弊社の取り組んだ事例や海外事例等を交えながら、今後の展望と農学研究に携わる学生の皆様に期待することをお伝えします。
2021年度アグリコクーンガイダンス一覧 ガイダンスの動画をECCSアクセス限定で配信中 https://drive.google.com/file/d/1K4wM0MpjOKAmOkCitnQwt5JmICh7qJaS/view 2021年度パンフレット 研究科website「オンライン授業」の項目も随時確認ください. 4月2日 Zoom開催 アグリコクーン全体ガイダンス(ゲスト:アグリバイオインフォマティクス/One Earth Guardians育成プログラム) 4月2日の夕方にzoomでアグリコクーンの全体ガイダンスをコンパクト開催します.今年は,オープニングゲストとしてアグリバイオインフォマティクスとOne Earth Guardians育成育成機構の先生をお招きし,各プログラムの紹介をします.当日は,終了後にブレイクアウトセッションを用いたミニ相談会を開催します.まずは,参加してみてください. English classes Writing a Research Proposal /Writing a Research Article 科学者に必要な研究立案・コミュニケーション講座- 研究計画から論文発表まで 講義を受けるためには? ポスターのQRコードにアクセスして頂き、受講申請書に必要事項を入力してください。若しくは、ポスターに記載されているメールアドレスに、受講申請希望を記載の上、メールをお送りください。後程、リンクアドレスを返信します。受講希望者が上限を超えた場合は、受講申請書内の質問への返答内容で履修の可否を判断します。 受講申請期間:(コースA)3月22日〜4月4日、(コースB)9月21日〜 10月3日。履修の可否は、コースAは4月5日、コースBは10月4日にお返事する予定です。 履修可となったら、UTAS上から登録作業をしてください。 guidance talk アグリコクーンの活動組織:フォーラムグループ(FG ◆食の科学フォーラムグループ 市民・企業と、食の信頼の向上と豊かな社会の構築を目指します 食の安全・安心の確立と健康社会の構築をめぐる理論と実践を学びます。そこでは高齢社会における課題解決についても考えていきます。またフォーラムグループの教員もメンバーになっている「食の安全研究センター」と研究や教育の連携を図ります。教育カリキュラムでは専門性と学際性を重視して、学外から講師を招いたり、官公庁や企業等で研修を行うなど、「社会との関わり」にも重点を置いています。 ◆国際農業と文化フォーラムグループ 活動の場は国際的に広がります 農林水産業を地域の文化を形成する核であると位置づけ、「生産は文化によって支えられている」というコンセプトが、当FGの活動理念です。「国際農業と文化ゼミナール」では 「環境と農業」 「農業と資源」 「経済と食品流通」の3つのテーマの集中講義と、教員とのディスカッションで農業と文化への理解を深めます。「国際農業と文化実習」では、国内実習により日本の農家と農村について体験的に理解を深めた上で、アジア途上国における実習により、地域における問題の把握やそれらの問題解決のためのプロジェクト形成について経験を積みます。 ◆農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ 真の循環社会の枠組みを提案します バイオマスとは、生物が生産する循環可能な有機資源を意味しています。また、バイオマスは農学に関わりの深い森林・海洋・農産・畜産の現場あるいはそれらの下流に位置づけられる産業や社会の中に存在しています。 農学生命科学の研究分野の中で、これらのバイオマスの多面的で高い次元での有効利用、地域環境の保全などを視野にいれた利活用の実現に向けた教育と研究を推進することが、バイオマス利用研究FGの使命と言えます。この理念にのっとり、バイオマス利用研究FGが主催する講義では、セミナー、現場視察、さらに演習を組み合わせ、バイオマス利活用の理論と実践を学びます。 ◆生物多様性・生態系再生フォーラムグループ 生態系や生物多様性を再生する協働活動を進めます 生物多様性の保全や健全な生態系の再生は、さまざまな生態系サービス(自然の恵み)の提供を通して、地域社会の持続可能性に貢献するものです。地域における自然再生や生態系管理にとって、地域の多様な関係者との協働は大きな役割を持っており、さまざまな地域で実践活動が進んでいます。国内の先進的な事例をとりあげ、地域と連携した実習などにより、自然再生や生態系管理について実践的に学びます。 ◆農学における情報利用研究フォーラムグループ 農学における情報利用の新たな可能性を探ります 最先端農業システムやリモートセンシング・地理空間情報、生態系保全のための情報提供、気候変動に伴う農業気象情報や食料需給問題など、農学分野における情報利用研究は大きな可能性を秘めています。当FGは、定期的な勉強会を開催し、農業環境情報の交換を促すと共に、メーリングリストを利用して参加者に関連情報を配信します。 ◆農における放射線影響フォーラムグループ 放射性物質動態・影響の分野におけるリーダーを育成します 福島第一原発事故による放射能汚染地域の大半は、農林畜水産業の場です。この被災地における農林畜水産業復興と食糧の安全確保は急務であり、本研究科は事故直後からそのための調査研究を行っています。本FGでは、最新の知見や発見に基づく教育プログラムによって、農における放射性物質の動態や影響を学びます。本FGは、即戦力となる人材のみならず、将来、リーダーとして社会貢献する人材の育成を目指します。
農学における情報利用研究フォーラムグループ 農業農村地域における情報利活用の未来図 poster(PDF) 日時:2021年3月5日(金)13:00-17:30 場所: zoom 参加費: なし 主催:農業農村工学会・農業農村情報研究部会 共催: 東京大学アグリコクーン農学における情報利用研究フォーラムグループ(act133) 申込:http://agrinfo.en.a.u-tokyo.ac.jp/meetings/anounce-43.htm 趣旨: 新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、地域における新しい生活の価値が見直されつつあります。一方で、スマート農業やスマートビレッジ等、農村地域における通信インフラ整備のニーズが高まってきています。しかしながら、農業農村における情報の利活用の具体的なビジョンは描けていないのが現状です。そこで、農業農村工学会・農業農村情報研究部会では「農業農村地域における情報利活用の未来図」を募集しました。 この勉強会ではその未来図を持ち寄り、情報を利活用した未来の農村について議論したいと思います。この機会に一緒に夢を描いてみたい方々の参加をお待ちしています。 program 13:00-13:05 開会あいさつ 溝口 勝(部会長/東京大学農学生命科学研究科/教授) 13:05-13:10 来賓あいさつ 未定(農業農村整備情報総合センター ARIC) 報告(発表8分、質疑2分) 13:10-13:20 (1)機械学習を用いた霜害予測システム 澁谷和樹 (明治大学) 13:20-13:30 (2)深層学習を活用して高精度な植物の3次元モデルを短時間で構築するシステムの開発 斎藤広隆 (東京農工大学) 13:30-13:40 (3)簡単に扱えるオープンソースAIデバイスの研究 西村和海 (東京農工大学) 13:40-13:50 (4)農業農村におけるIoTの活用を大学生と考える 海津 裕 (東京大学) 13:50-14:00 (5)中山間畑地地域における水環境保全 西村 拓 (東京大学) 14:00-14:10 (6)水管理自動化に向けた低コストな土壌水分多点計測手法の検討 名嘉大助 (大阪府立大学) 14:10-14:20 (7)利水管理の自動化による農業農村地域の持続的な管理と発展 高岡 新 (大阪府立大学) 14:20-14:30 (8)「スマート農業」時代の水管理者支援ツールの開発 伊藤良栄 (三重大学) 14:30-14:40 (9)アフターコロナの都市農村交流を通信インフラの利活用により活性化していく手法 菅野義樹 (菅野牧園) 14:40-14:50 (10)オンラインシステム、動画配信システム等による農村地域の魅力情報の発信について 下浦隆裕 (奈良県食と農の振興部豊かな食と農の振興課) 14:50-15:10 休憩(20分) 15:10-15:20 (11)農地上空はドローン空輸幹線道路!? 岡島賢治 (三重大学) 15:20-15:30 (12)アフリカのコメ振興に向けた水田営農システムの遠隔技術支援:佐賀とカメルーンのデータ駆動型農業の地域実装 徳本家康 (佐賀大学) 15:30-15:40 (13)農家と消費者がより強く繋がる未来 市野梨央・木村匡臣 (近畿大学) 15:40-15:50 (14)ドローン搭載カメラと定点カメラを用いたウンシュウミカンの樹体ストレス推定手法の開発 繁澤良介 (京都大学) 15:50-16:00 (15)農村Goによる農業農村地域活性化 小島悠揮 (岐阜大学) 16:00-16:10 (16)簡単設置確認できる水田末端水管理システムの構築 繁永幸久 (株式会社みどり工学研究所) 16:10-16:20 (17)土壌水分量データをリアルタイムに生産者・農協・普及員・研究者が共有して促成アスパラガス栽培における灌水量を検討しよう! 武藤由子 (岩手大学) 16:20-16:30 (18)農業農村地域へ広がるマッチングシステム 西脇淳子 (茨城大学)…
農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール 炭素循環と気候予測 poster(PDF) 講師:羽島 知洋 国立研究開発法人 海洋研究開発機構 環境変動予測研究センター 地球システムモデル開発応用グループグループリーダー代理 農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。 日時:2021年2月1日(月)15:00〜 教室:zoomURLは細井より連絡しますので,受講生は必ずメールで連絡をとってください. 協賛: 日本農業気象学会 リモートセンシング・GIS研究部会 農業情報学会 リモートセンシング部会 参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学) mail: ahosoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp abstract: 海洋研究開発機構 地球システムモデル開発応用グループは地球システムモデル(Earth system model, ESM)と呼ばれるシミュレーシションモデルに関わる研究開発を行っています。このモデルを用いることで、気候変動と生態系・物質循環の間の相互作用やそれらに対する人間活動の影響等を包括的に取り扱うことができ、過去から現在までの地球環境の変動の理解や、温暖化をはじめとする将来の予測を行うことが可能になります。(JAMSTEC HPより抜粋)










