FG4: 生物多様性・生態系再生

生物多様性・生態系再生フォーラムグループ

環境を再生する協働活動を進めます

当FGは、2003年に21世紀COEプログラムの一環で立ち上げられた「生物多様性・生態系再生研究拠点」をベースにしています。
さまざまな主体との協働プロジェクトやセミナーの開催などの実績があり、その成果を教育プログラムに還元するとともに、生物多様性とその保全に関わる学際的な新しい科学の創造を目指します。
モニタリング実習
モニタリング実習
モニタリング実習
市民グループとの協働
市民グループとの協働
市民グループとの協働
2023年度 授業
演習 生物多様性と農業(2023年度は休講) 内容:コウノトリの野生復帰や環境保全型農業の取組みを進めている兵庫県豊岡市において、生物多様性保全と農業の両立や自然災害に対する生態系を活用した適応についての理念や実態を、現地フィールドで学ぶ。実習内容に関する事前課題、現地フィールドでの野外調査、地域関係者への成果発表会と意見交換会などを予定している。これらの学びを通して、地域社会における生物多様性と農業の関係について深い理解ができるようになる。

実習
自然再生事業モニタリング実習 コウノトリをシンボルとした里山景観の保全や地域活性化の取り組みが進められている福井県越前市において、自然再生の実施手法やモニタリングに必要な技術や理念を、現地フィールドで学びます。越前市坂口(さかぐち)地区は、「にほんの里 100 選」にも選ばれている里地里山で、多様な生物の保全再生の取り組みが進められています。本実習では、実習内容に関する事前課題、里山環境での再生活動や野外調査、地域関係者への成果発表と意見交換などを予定しています。これらの学びを通して、地域社会における自然再生について理解を深めることを目的としています。 授業計画
福井県越前市において、2023年6月8(木)〜11日(日)の日程で実施。
方法
  1. 事前課題:越前市で取り組まれてきた自然再生や生態系管理について、今後の新たな展開や課題解決のアイデアなどについて検討し、実習中の勉強会で発表する。
  2. モニタリング調査と管理作業:環境保全型農業が営まれている水田景観(水田、水路、ビオ トープなど)に生息する生物群(植物、昆虫、両生類など)をモニタリング調査するとともに、水田景観の維持管理に必要な技術を学ぶ。また、成果発表会に使用する写真などを記録する。
  3. 成果発表会:事前課題とモニタリング調査から得られた結果や、環境保全型農業の持続的な 発展のための具体的アイデアをまとめ、地域関係者に向けて発表し、意見交換の機会をもつ。
講義
FG担当スタッフ
樋口 廣芳
生圏システム学
武内 和彦
未来ビジョン研究センター
井出 雄二
生圏システム学
宮下 直
生圏システム学
吉田 薫
生圏システム学
大黒 俊哉
生圏システム学
岡本 研
生圏システム学
吉田 丈人
総合文化研究科 広域システム科学系
フォーラムグループ長・事務局長
吉田 丈人

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