農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ
真の循環社会の枠組みを提案します。
バイオマスとは、生物が生産する循環可能な有機資源を意味しています。また、バイオマスは農学に関わりの深い森林・海洋・農産・畜産の現場あるいはそれらの下流に位置づけられる産業や社会の中に存在しています。
これらのバイオマスの多面的で高い次元での有効利用、地域環境の保全などを視野にいれた利活用は、農学生命科学の研究分野の中でこの実現に向けた教育と研究を推進することがバイオマス利用研究FGの使命と言えます。この理念にのっとり、バイオマス利用研究FGが主催する講義では、セミナー、現場視察、さらに演習を組み合わせ、バイオマス利活用の理論と実践を学びます。
講義
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公開シンポジウム
国際交流セミナー
フィールド研修
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2024年度 授業
講義 | バイオマス 利用研究特論Ⅰ |
S1ならびにSPに開講 講義室:1号館7番講義室 |
概要: パリ協定合意に基づき、新たな枠組みでの地球温暖化防止対策としての二酸化炭素排出削減、化石資源から再生可能資源利用への社会基盤のパラダイムシフトが、今後さらに加速化されていくことになる。その中で、再生循環可能な生物資源であるバイオマスを積極的にエネルギーやマテリアルに変換して総合的に利活用することが期待されている。本講義では、このような背景に基づき、農産資源、森林資源、海洋資源、さらにそれらを利用する人社会での中に存在するバイオマスの利活用に関する技術プロセスならびにシステム開発を学習する。それらの現状と将来展望について、学内外の専門家による講演とセミナー形式のディスカッションを行うとともに、バイオマス利用に関わる現場施設を見学して理解を深める。 ・配布資料はUTOLでも配信します. |
発展的講義 | バイオマス 利用研究 ゼミナールⅠ |
全日程に出席すること 開講日時: SPタームに集中講義として行う。 7月22日(月)10:30~ 7月23日(火)10:30~ 場所:7号館A棟113教室 |
概要:「LCAの概要とバイオ燃料製造におけるインベントリ分析の演習」 LCAの実習を行なう。LCA(Life Cycle Assessment)とは対象とする製品の製造,使用から廃棄に至るライフサイクルを考慮して,それに伴う資源の消費量と排出物の量を明らかにし,環境への影響を評価することである。バイオ燃料の生産事例について,エネルギー収支と物質収支を明らかにし,環境影響を考察する演習を行う。演習は講義後に各自で行い,提示した課題についてレポートを提出する。 |
バイオマス利用研究特論Ⅰ 日程表 (講義)
S1ターム(金曜日:16時50分〜18時30分)
バイオマス利活用現場の現地視察と集中討議(SPターム)
7月5日(金)〜6日(土)(1泊2日)
場所:中国木材、千葉演習林
7月5日(金)~6日(土)1泊2日
引率教員:
岩田忠久(フォーラムグループ グループ長、生物材料科学専攻 高分子材料学研究室・教授)
斎藤継之(フォーラムグループ 事務局長、生物材料科学専攻 製紙科学研究室・教授)
古橋賢一(生物・環境工学専攻 生物機械工学研究室・助教)
引率教員:
岩田忠久(フォーラムグループ グループ長、生物材料科学専攻 高分子材料学研究室・教授)
斎藤継之(フォーラムグループ 事務局長、生物材料科学専攻 製紙科学研究室・教授)
古橋賢一(生物・環境工学専攻 生物機械工学研究室・助教)
2024 Symposium & Seminars
FG担当スタッフ
新井 博之
応用生命工学
木南 章
農業・資源経済学
吉岡 拓如
森林科学
岡田 茂
水圏生物科学
海津 裕
生産・環境工学
岩田 忠久
生物材料科学
齋藤 継之
生物材料科学
五十嵐 圭日子
生物材料科学
井上 雅文
アジア生物資源環境研究センター
古橋 賢一
生物・環境工学
フォーラムグループ長
岩田 忠久
事務局長
齋藤 継之