FG1: 食の科学

食の科学フォーラムグループ

市民・企業と、食の信頼の向上と豊かな社会の構築を目指します

食の安全・安心の確立と健康社会の構築をめぐる理論と実践を学びます。そこでは高齢社会における課題解決についても考えていきます。またフォーラムグループの教員もメンバーになっている「食の安全研究センター」と研究や教育の連携を図ります。教育カリキュラムでは専門性と学際性を重視して、学外から講師を招いたり、官公庁や企業等で研修を行うなど、「社会との関わり」にも重点を置いています。

【ゼミナールの狙い】
  • 自分の専門以外の知識を獲得する
  • 多角的なモノの見方を学ぶ
  • 所属する専攻・課程以外の院生学生と交流する
  • 大学を越えたネットワークを形成する
  • 本教育プログラムの一部は、「活力ある超高齢社会を共創するグローバル・リーダー養成プログラム:GLAFS) http://www.glafs.u-tokyo.ac.jp/」の授業の一部に指定されています。
    食の科学ゼミナールⅡ
    食の科学ゼミナールⅠ
    夏休み実地研修
    2024年度 授業
    講義 食の科学ゼミナールⅠ
    (学部科目:食と人間)
    【授業の目的】
    食の安全、健康問題をめぐる最新の研究動向を学際的に学ぶ。高齢社会における食問題とその解決に向けた取り組みについても取り上げる。
    【成績評価】
    • 授業ごとに提出してもらうエッセイとすべての授業終了後に提出するレポートで総合的に評価します。
    【エッセイについて】
    • 授業終了時に当日の講義内容について400字以内で作成してください(英文で入力する場合は200ワード以内)。400字を少し上回っても構いませんが、必ず文章の最後に文字数を記載してください。
    • 講義室で聴講している人は、その際に配られるエッセイ票に記入してその場で提出してください(以下のグーグルフォームで入力してもらっても結構です)。
    • オンラインで聴講している人は、当日21時00分00秒までにグーグルフォーム(毎回20時10分にUTOL(旧ITC-LMS)の「お知らせ」で公表)経由で提出してください。
    【レポートについて】
    • レポート課題は、各教員から大学院生、学部生別に一題ずつ出されます。計14題の中から2題を選んで、(教員からの特段の指定がなければ)それぞれ2000字以上のレポートを作成して、UTOLの「課題」にある、選択した教員名宛に提出してください。
    • レポート提出期間は、11月15日(金)12時(正午)~11月22日(金)12時(正午)です。
    • PDFファイルで提出してください。ファイル名は「姓名+学籍番号」(例.東大太郎J98765432.pdf)としてください。
    • それぞれのレポートの本文の始めに必ず所属専攻(専修)名、学籍番号、氏名を記してください。
    • 2題分のレポートを提出しないと未受験となります。
    ※東京大学農学部において、以前に「食と人間」の単位を取得した場合、「食の科学ゼミナールⅠ」の単位はつきません。
    ※大学院科目等履修制度の下で、学部学生が「食の科学ゼミナールI」を履修できます。
    大学院科目等履修制度については教務課大学院学生担当にお問い合わせ下さい。
    講義(S1/A1:全14回)
    【講義室】8番講義室においてハイブリッド講義で実施
    【曜日・時間】木曜日18時45分~20時30分(S1・A1:2単位)

    演習 食の科学ゼミナールⅡ
    (学部科目:食と健康システム演習)
    (SP:1単位)
    【授業計画】
    授業の日程は以下のとおり。
     6/4、6/11、6/18、6/25、7/2、7/9、7/16
    授業の主な内容は以下を予定している。
    • 知的財産を活用したビジネス
    • 持続可能な食品産業・SDGs
    • 持続可能な農業(環境負荷低減、気候変動適応等)
    • フードテック
    • 木材利用
    • 水産資源管理・陸上養殖
    • 国際機関の役割とキャリアパス

    【授業の目的】
    農林水産業・食品産業に関する様々な領域において、官民の取組を紹介し、各専攻等において行われている研究がどのように社会に実装・還元されているかの実際を学ぶ。
    【授業の方法】
    • 主に行政官や企業の専門家など外部講師による講義と、質疑応答による。
    • 講義資料の配布はUTOLを通して行う。

    【成績評価方法】
    授業でのパフォーマンス及びレポートに基づいて成績評価を行う。ただし5回以上出席しないと「未受験」となる。
    レポートは以下の課題について2,000字~3,000字程度で作成し、最終日の授業(7/16)の際に紙ベースで提出する。
    課題「授業のテーマの中から1つを選び、あなたの考えを述べよ」
    ※学部科目「食と健康システム演習」を過去に単位取得した場合は、本大学院科目の単位は認められない。
    講義(S1/A1:全14回)
    【講義室】農学部7号館A棟 7A-114/115において対面で実施
    【曜日・時間】火曜日18時45分~20時30分(S1:1単位)
    実習 食の科学ゼミナールⅢ(大学院)
    (サマープログラム期間:2単位)
    ・農林水産省 大臣官房新事業・食料産業部/消費・安全局/農産局/畜産局/技術会議
    ・厚生労働省医薬食品局
    において行われた食の安全・安心・科学・コミュニケーションに関連するインターンシップ実習については、担当官の評価をもとに、単位として認めます。 必ず事前に産学官民連携室へ問い合わせてください。

    農林水産省(アグリコクーンの申し込み締切日:●月●日正午まで)
    厚生労働省
    展開科目 フードクリエーションサイエンス(学部)
    (学部科目:食と健康システム演習)
    (SP:1単位)
    【授業計画】
    6月上旬~7月上旬、4日間程度の集中講義形式を予定しています。まず、フードクリエーションに関連する6テーマに関し、それぞれを専門とする教員の講義(一部討論)を行います。最終日に新規食品のデザインに関する発表と討論を行います。
    【授業の目的】
    今後の食の生産、安全、健康の諸問題を解決する上で、食の生産・安全・健康増進・社会への情報伝達・経済性を総合的に理解し、新規食品を開発、評価する必要がある。
    具体的に、生体調節機能を含めた健康への影響、社会的影響について調査、研究を行い、それを基に、作物、食品をデザインし、さらに作出された新食品のリスク評価、機能評価を行うことが考えられ、これらの情報を正しく市民に伝える時の注意点も身に着ける必要がある。本講義では、このような食の生産・安全・健康増進を総合的にデザインし、情報を伝えるために必要な知識、考え方を習得する。
    【授業の方法】
    フードクリエーションに関連するテーマに関し、それぞれを専門とする教員の講義(一部参加型)を行います。最後に新規食品のデザインに関する発表と討論を行います。
    各講義資料が前日までにUTOLにアップされる予定です。ただ原則配布はありませんので、当日手もとで見たい場合、PCやタブレット持参、印刷などの対応お願いします。
    【成績評価方法】
    出席状況と発表の評価をもとに総合的成績評価を行う予定です。
    講義(S1)
    【講義室】後日告知(対面で実施)
    【日程】6月6日(木)/6月11日(火)/6月18日(火)/ ・7月4日(木)(4限・5限)
    食の科学ゼミナールⅠ(大学院)/食と人間(学部) 日程表(講義)
    時間: 18:45~20:30
    教室:8番講義室(ハイブリッド講義)
    S1ターム
    4月11日
    ●食による免疫調節
    八村 敏志(食の安全研究センター)
    4月18日
    ●食物アレルギーはなぜ増えたのか?:食物アレルギーの科学
    村田 幸久(獣医学専攻)
    4月25日
    ●細菌性食中毒とその対策
    平山 和宏(獣医学専攻)
    5月2日
    ●水産食品のリスク&ベネフィット
    渡邊 壮一(水圏生物科学専攻)
    5月9日
    ●食品中の無機元素の重要性
    鈴木 道生(応用生命化学専攻 分析化学)
    5月16日
    ●栄養素のシグナル学:栄養学・内分泌学・代謝学分野の古くて新しい課題
    高橋伸一郎(応用動物科学専攻)
    5月23日
    ●粉と食の歴史と現在
    五月女格(生物・環境工学専攻)
    A1ターム
    10月3日
    ●フードコミュニケーションと食の信頼
    中嶋康博(農業・資源経済専攻)
    10月10日
    ●食の嗜好性変化とその発生要因
    三坂 巧(応用生命化学専攻)
    10月17日
    ●食と生活習慣病の代謝バイオロジー
    山内 祥生(応用生命化学専攻)
    10月24日
    ●分子輸送から考える食と健康
    奥田 傑(応用生命化学専攻)
    10月31日
    ●食品の機能性と未病
    亀井 飛鳥(食品機能学寄付講座)
    11月7日
    ●こころを支え、愉しませる食
    喜田聡(応用生命化学専攻)
    11月14日
    ●食品機能性成分の作用機構解析と食品の成分分析による特徴づけ
    永田 宏次(応用生命化学専攻)
    食の科学ゼミナールⅡ(大学院)/食の安全システム演習(学部)
    時間: 18:45~20:30
    教室:農学部7号館A棟7A-114/115(対面)
    S1ターム
    6月4日
    6月11日
    6月18日
    6月25日
    7月2日
    7月9日
    7月16日
    フードクリエーションサイエンス 日程表(講義)
    時間: 4限および5限を予定
    教室:後日告知(対面)
    SPターム
    6月6日(木)
    1日目
    4限:「食リスク学」関崎 勉(京都大学)
    5限:「食品成分の免疫系への影響:食物アレルギーと免疫調節」八村敏志(食の安全研究センター)
    6月11日(火)
    2日目
    4限:「日本人の健康と食」小林彰子(食の健康科学)
    5限:「食品分野の商品開発における呈味デザイン」三坂巧(応用生命化学)
    6月18日(火)
    3日目
    4限:「市民とのコミュニケーション~遺伝子組換え食品・ゲノム編集食品」佐々義子(特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21)
    5限:「新規食品の開発(もどき食品から培養肉、精密発酵まで)」山川 隆(食の安全研究センター)
    7月4日(木)
    最終日
    4限:履修者による発表
    (人数が多い場合5限も使用する可能性があります)

    2024 Symposium & Events
    TBA
    FG担当スタッフ
    三坂 巧
    応用生命化学
    山下 倫明
    水圏生物科学
    中嶋 康博
    農業・資源経済学
    小林 彰子
    食の健康科学(ニップン)寄付講座
    八村 敏志
    食の安全研究センター
    (フォーラムグループ長)

    2023年度のアーカイブ2022年度のアーカイブ2021年度のアーカイブ2020年度のアーカイブ2019年度のアーカイブ2018年度のアーカイブ2017年度のアーカイブ2016年度のアーカイブ2015年度のアーカイブ2014年度のアーカイブ2013年度のアーカイブ