FG1: 食の科学

食の科学フォーラムグループ

市民・企業と、食の信頼の向上と豊かな社会の構築を目指します

食の安全・安心の確立と健康社会の構築をめぐる理論と実践を学びます。そこでは高齢社会における課題解決についても考えていきます。またフォーラムグループの教員もメンバーになっている「食の安全研究センター」と研究や教育の連携を図ります。教育カリキュラムでは専門性と学際性を重視して、学外から講師を招いたり、官公庁や企業等で研修を行うなど、「社会との関わり」にも重点を置いています。

【ゼミナールの狙い】
  • 自分の専門以外の知識を獲得する
  • 多角的なモノの見方を学ぶ
  • 所属する専攻・課程以外の院生学生と交流する
  • 大学を越えたネットワークを形成する
  • 本教育プログラムの一部は、「活力ある超高齢社会を共創するグローバル・リーダー養成プログラム:GLAFS) http://www.glafs.u-tokyo.ac.jp/」の授業の一部に指定されています。
    食の科学ゼミナールⅡ
    食の科学ゼミナールⅠ
    夏休み実地研修
    2024年度 授業
    講義 食の科学ゼミナールⅠ
    (農学生命科学研究科 3912148)
    (学部科目:食と人間)
    (農学部 060700001

    【授業の目的】
    食の安全、健康問題をめぐる最新の研究動向を学際的に学ぶ。高齢社会における食問題とその解決に向けた取り組みについても取り上げる。
    【成績評価】
    • 授業ごとに提出してもらうエッセイとすべての授業終了後に提出するレポートで総合的に評価します。
    【エッセイについて】
    • 授業終了時に当日の講義内容について400字以内で作成してください(英文で入力する場合は200ワード以内)。400字を少し上回っても構いませんが、必ず文章の最後に文字数を記載してください。
    • 講義室で聴講している人は、その際に配られるエッセイ票に記入してその場で提出してください(以下のグーグルフォームで入力してもらっても結構です)。
    • オンラインで聴講している人は、当日21時00分00秒までにグーグルフォーム(毎回20時10分にUTOL(旧ITC-LMS)の「お知らせ」で公表)経由で提出してください。
    【レポートについて】
    • レポート課題は、各教員から大学院生、学部生別に一題ずつ出されます。計14題の中から2題を選んで、(教員からの特段の指定がなければ)それぞれ2000字以上のレポートを作成して、UTOLの「課題」にある、選択した教員名宛に提出してください。
    • レポート提出期間は、11月21日(金)12時(正午)~11月28日(金)12時(正午)です。
    • PDFファイルで提出してください。ファイル名は「姓名+学籍番号」(例.東大太郎J98765432.pdf)としてください。
    • それぞれのレポートの本文の始めに必ず所属専攻(専修)名、学籍番号、氏名を記してください。
    • 2題分のレポートを提出しないと未受験となります。
    ※東京大学農学部において、以前に「食と人間」の単位を取得した場合、「食の科学ゼミナールⅠ」の単位はつきません。
    ※大学院科目等履修制度の下で、学部学生が「食の科学ゼミナールI」を履修できます。
    大学院科目等履修制度については教務課大学院学生担当にお問い合わせ下さい。
    講義(S1/A1:全14回)
    【講義室】オンライン授業
    【曜日・時間】木曜日18時45分~20時30分(S1・A1:2単位)

    実習 食の科学ゼミナールⅢ(大学院)
    (農学生命科学研究科 3912150)
    (サマープログラム期間:2単位)
    ・農林水産省 大臣官房新事業・食料産業部/消費・安全局/農産局/畜産局/技術会議
    ・厚生労働省医薬食品局
    において行われた食の安全・安心・科学・コミュニケーションに関連するインターンシップ実習については、担当官の評価をもとに、単位として認めます。 必ず事前に産学官民連携室へ問い合わせてください。

    農林水産省(教務課の申し込み締切日:4月30日正午まで<厳守>
    厚生労働省(各自で申し込み)
    展開科目 フードクリエーションサイエンス(学部)
    (農学部 060700050)
    (SP:1単位)
    【授業計画】
    6月上旬~7月上旬、4日間程度の集中講義形式を予定しています。まず、フードクリエーションに関連する6テーマに関し、それぞれを専門とする教員の講義(一部討論)を行います。最終日に新規食品のデザインに関する発表と討論を行います。
    【授業の目的】
    今後の食の生産、安全、健康の諸問題を解決する上で、食の生産・安全・健康増進・社会への情報伝達・経済性を総合的に理解し、新規食品を開発、評価する必要がある。
    具体的に、生体調節機能を含めた健康への影響、社会的影響について調査、研究を行い、それを基に、作物、食品をデザインし、さらに作出された新食品のリスク評価、機能評価を行うことが考えられ、これらの情報を正しく市民に伝える時の注意点も身に着ける必要がある。本講義では、このような食の生産・安全・健康増進を総合的にデザインし、情報を伝えるために必要な知識、考え方を習得する。
    【授業の方法】
    フードクリエーションに関連するテーマに関し、それぞれを専門とする教員の講義(一部参加型)を行います。最後に新規食品のデザインに関する発表と討論を行います。
    各講義資料が前日までにUTOLにアップされる予定です。ただ原則配布はありませんので、当日手もとで見たい場合、PCやタブレット持参、印刷などの対応お願いします。
    【成績評価方法】
    出席状況と発表の評価をもとに総合的成績評価を行う予定です。
    講義(S1)
    【講義室】フードサイエンス棟講義室(対面で実施)
    【日程】TBA
    食の科学ゼミナールⅠ(大学院)/食と人間(学部) 日程表(講義)
    時間: 18:45~20:30
    教室:8番講義室(ハイブリッド講義)
    S1ターム
    4月10日
    ●食による免疫調節
    八村 敏志(食の安全研究センター)
    4月17日
    ●食品中の無機元素の重要性
    鈴木 道生(応用生命化学専攻 分析化学)
    4月24日
    ●食物アレルギーはなぜ増えたのか?:食物アレルギーの科学
    村田 幸久(獣医学専攻)
    5月1日
    ●粉と食の歴史と現在
    五月女格(生物・環境工学専攻)
    5月15日
    ●食品企業の株価変動から見る消費者の食の安全への認識
    中谷 朋昭(農業・資源経済専攻)
    5月22日
    ●未病から考える食品の安全性と機能性
    亀井 飛鳥(食品機能学(東洋食品研究所)寄付講座)
    5月29日
    ●細菌性食中毒とその対策
    平山 和宏(獣医学専攻)
    A1ターム
    10月2日
    ●食の嗜好性変化とその発生要因
    三坂 巧(応用生命化学専攻)
    10月9日
    ●こころを支え、愉しませる食
    喜田聡(応用生命化学専攻)
    10月16日
    ●水産食品のリスク&ベネフィット
    渡邊 壮一(水圏生物科学専攻)
    10月23日
    ●分子輸送から考える食と健康
    奥田 傑(応用生命化学専攻)
    10月30日
    ●食のアミノ酸組成と代謝変化
    伯野 史彦(応用動物科学専攻)
    11月13日
    ●食と生活習慣病の代謝バイオロジー
    山内 祥生(応用生命化学専攻)
    11月20日
    ●食品機能性成分の作用機構解析と食品の成分分析による特徴づけ
    永田 宏次(応用生命化学専攻)
    フードクリエーションサイエンス 日程表(講義)
    時間: SPタームの数日、4限および5限を予定
    教室:フードサイエンス棟講義室(フードサイエンス棟1階/カフェのある階を下に降りる)

    2024 Symposium & Events
    TBA
    FG担当スタッフ
    三坂 巧
    応用生命化学
    山下 倫明
    水圏生物科学
    中谷 朋昭
    農業・資源経済学
    小林 彰子
    食の健康科学(ニップン)寄付講座
    八村 敏志
    食の安全研究センター
    (フォーラムグループ長)

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