科学が対話を必要とするとき

特別セミナー
「科学が対話を必要とするとき」

講師:安東 量子
(NPO法人福島ダイアログ 理事長)
主な著書:
『海を撃つ : 福島・広島・ベラルーシにて』(みすず書房 ,2019)
経歴・活動実績:
https://researchmap.jp/Ryoko_ANDO

通常は前期課程講義(放射線環境科学)ですが、この回のみ履修外の学生・教員の参加を歓迎します。みなさま、ぜひご参加ください。

この授業「放射線環境科学」について
2011年3月の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故では多くの放射性物質が環境中に放出されました。放射性物質が降下した場の多くは農林水畜産業の場であり、事故直後から農学者により多くの調査研究がなされました。この講義シリーズでは、食の安全と農業環境に焦点を当て、農業の場における放射能汚染の実態とその対策のための試験研究で得られた知見を学びます。当該事故と同時代を生き、今後世界を舞台に活躍が期待される受講者にとって、この講義シリーズが、当該事故を体験とともに語れる人材となる最初のステップとなることを期待します。

日時:2021年12月1日(水)17:05~
場所:zoom
共催:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG
事前申込: google form
問い合わせ先: 田野井(uktanoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
お問合せ:アグリコクーン産学官民連携室
e-mail: office[at]agc.a.u-tokyo.ac.jp
Tel. 03-5841-8882