飯舘村における福島第一原子力発電所事故の対応と復興 -新村長がめざす新しい村づくり-

特別セミナー
「飯舘村における福島第一原子力発電所事故の対応と復興
-新村長がめざす新しい村づくり-」

通常は前期課程講義(放射線環境科学)ですが、この回のみ履修外の学生・教員の参加を歓迎します。みなさま、ぜひご参加ください。

この授業「放射線環境科学」について
2011年3月の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故では多くの放射性物質が環境中に放出されました。放射性物質が降下した場の多くは農林水畜産業の場であり、事故直後から農学者により多くの調査研究がなされました。本講義では、食の安全と農業環境に焦点を当て、農業の場における放射能汚染の実態とその対策のための試験研究で得られた知見を学びます。同時に放射線や放射性物質の基礎も講義します。受講者は、本講義を通じて、農業環境における放射能汚染の実態把握と放射能汚染からみた食の安全確保への取り組みを理解することが期待されています。さらに、当該事故と同時代を生き、今後世界を舞台に活躍が期待される受講者諸君にとって、本講義が、当該事故を体験とともに語れる人材となる最初のステップとなることを期待します。
なお、この講義は「週刊・福島復興知学」の支援により現場の方の話を聞く機会など設けています。

日時:2020年12月16日(水)17:05~
場所:zoom
共催:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG
事前申込: 参加希望者は田野井まで(uktanoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
お問合せ:アグリコクーン産学官民連携室
e-mail: office[at]agc.a.u-tokyo.ac.jp
Tel. 03-5841-8882