FG6: 農における放射線影響_2017

農における放射線影響フォーラムグループ

放射性物質動態・影響の分野におけるリーダーを育成します

福島第一原発事故による放射能汚染地域の大半は、農林畜水産業の場です。この被災地における農林畜水産業復興と食糧の安全確保は急務であり、本研究科は事故直後からそのための調査研究を行っています。本FGでは、最新の知見や発見に基づく教育プログラムによって、農における放射性物質の動態や影響を学びます。本FGは、即戦力となる人材のみならず、将来、リーダーとして社会貢献する人材の育成を目指します。
講義
実習
実習
公開シンポジウム
公開シンポジウム
市民見学会
平成29年度 授業
講義 農業環境における放射線影響ゼミナール(大学院)/農業環境の放射線影響(学部) S1ターム月曜日6限 (18:45-20:30) 2号館化3講義室。
授業の方法:オムニバス形式で専門分野別に講義を行う。
成績評価方法:出席およびレポートにより総合評価を行う。
教科書: 授業中において資料を配付する。一部はHPよりダウンロードできるようにする。
参考書:
実習 森林環境における放射線影響(大学院) 日程:2017年9月頃(2泊3日)
場所:福島県伊達市霊山町上小国
内容:
  • 森林プロットにおける毎木調査(成長量調査)
  • 植物試料サンプリング(伐倒調査)
  • 動物試料サンプリング(昆虫、土壌動物等)
  • 渓流・河川水サンプリング

宿泊:伊達市霊山町「霊山トレーニングセンター」サマーキャンプ施設

問い合わせ:
uktanoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp(RI・田野井)

履修:
・科目を履修する場合は履修登録期間がS1タームと同じですのでご注意ください。履修者以外の参加も可能です。

・他学部の参加も歓迎します。

演習 Radioecology and agricultural radioactivity(大学院) 日程:A1ターム
内容:英語による発展的演習

講義・実習は履修者でなくても歓迎です。
農業環境における放射線影響ゼミナール(大学院)/農業環境の放射線影響(学部) 日程表 (講義)
第1回
4月10日
●福島県農産物のモニタリング
二瓶直登 准教授(農学生命科学研究科 附属アイソトープ農学教育研究施設)


第2回
4月17日
●放射性物質・放射線の基礎知識
廣瀬 農 特任助教(農学生命科学研究科 附属アイソトープ農学教育研究施設)
予習用参考資料1(Kindle)
予習用参考資料2(PDF)
また廣瀬先生の講義ではITC-LMSを活用します。システムに利用者情報を登録しますので、Utokyo Accountを廣瀬までおしらせください。履修登録は、これとは別にUT-Mateで行ってください。
第3回
4月24日
●カリウムのセシウム吸収低減効果
小林奈通子 助教(農学生命科学研究科 附属アイソトープ農学教育研究施設)


第4回
5月1日
●魚類におけるセシウムの動態
金子豊二 教授(農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻)


第5回
5月8日
●森に降下した放射性セシウム
益守 眞也 講師(農学生命科学研究科 森林科学専攻)


第6回
5月15日
●放射性セシウムの土壌中の挙動と水系への流出
塩沢 昌 教授(農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻)


第7回
5月22日
●果樹栽培と放射能汚染
田野井 慶太朗 准教授(農学生命科学研究科 附属アイソトープ農学教育研究施設)



講義・実習は履修者でなくても歓迎です。

Radioecology and agricultural radioactivity(大学院)(演習)
日時未定
● 初回ガイダンス・演習
時間:後日告知
場所:後日告知

2017 Symposium & Events
2018.2.24
symposium
飯舘村 in すぎなみ 話して、食べて、つながろう!(act114)
日時:2018年2月24日(土) 13:30~18:45
場所:杉並リボン館
  
2017 Symposium & Events
2017.4.28
seminar
汚染物質の環境動態—ポルトガルでの環境汚染対策および福島県における放射性核種の調査研究—(act111)
日時:2017年4月28日(金) 17:00~19:00
場所:農学部1号館2階9番教室
  
2017.10.22
seminar
ふくしま再生の会 第16回活動報告会(act114)
日時:2017年10月22日(日)
場所:農学部弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー
  
2016 Symposium & Events
2016.4.14
study trip
桜の植樹会atマキバノハナゾノ(act101)
日時:2016年4月17日(日) 8:00~
場所:福島県飯舘村
  
2016.8.25
seminar
農業環境における水中のセシウム挙動(act104)
日時:2016年8月25日(木)
場所:農学部2号館1階化3講義室
  
2016.8.25
seminar
ふくしま再生の会 第13回活動報告会(act105)
日時:2016年10月23日(日)
場所:農学部弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー
  
2016.8.25
seminar
Some aspects on radioecology in Sweden, past and present(act107)
日時:2016年12月19日(月)
場所:農学部2号館教官会議室
  
2013~2015 Symposium & Events
2015.5.18
seminar
土壌中のCs動態と有機物
日時:2015年5月18日(月) 16:00~18:00
場所:東京大学農学部2号館教官会議室
  
2015.5.29
seminar
農業の放射線被害-その時、被災地自治体はどのように取り組んだのか?
日時:2015年5月29日(金) 16:00~18:00
場所:弥生講堂アネックス エンゼル研究棟講義室
  
2015.6.2
seminar
放射線の生物影響 —スウェーデンの経験
日時:2015年6月2日(火) 16:00~18:00
場所:農学部2号館1階化学第2講義室
  
2015.6.2
seminar
ふくしま再生の会 活動報告会「農林畜産業の再生をめざして」
日時:2015年10月14日(水) 16:00~18:30
場所:農学部弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー
  
2015.8.31-9.6
workshop
学生のための日本-スウェーデン放射線生態学ワークショップ2015
日時: 2015年8月31〜9月6日
場所: スウェーデン
2014.10.15
symposium
ふくしま再生の会 活動報告会
村民による再生の試み:実物展示と村民の報告

日時:2014年10月15日(水) 14:00~
場所:東京大学農学部 弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー
  
2014.5.25 ふくしま再生の会 活動報告会
日時:2014年5月25日(火) 12:00~
場所:東京大学農学部(弥生キャンパス)1号館8番教室/弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー
  
2013.5.19
symposium
【公開シンポジウム】これからの飯舘を考える 飯舘出身の20歳×東京の学生
日時:2013年5月19日(日) 13:00 〜 15:00
場所:東京大学大学院農学生命科学研究科弥生アネックス1階セイホクギャラリー
  
2013.10.8
symposium
【公開シンポジウム】ふくしま再生の会 活動報告会
日時:2013年10月8日(火) 16:00~18:30
東京大学農学部(弥生キャンパス)7号館B棟231・232号室
  
過去の講演会・セミナー
2012.12.1
symposium
アグリコクーン・農における放射線影響FG企画 “原発事故と学生~東京から考える~”
日時:2012年12月1日(土)
午前の部:11:00開始(要・事前登録・40名まで)
午後の部:13:30開始(事前登録不要)
場所:フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール
2012.6.1
seminar
変わりゆく環境における生命の営み~ 大震災・津波・原発事故後の自然界を予測する科学 ~
“Life in a changing world, – science to foresight the world after the disaster of earthquake, tsunami and atomic reactor breakdown”
講演者:Prof. J.C. Wingfieldなど 日時:2012年6月1日(金) 13:30 〜 17:45 教室:フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール
2012.5.1
seminar
Radioecology on the Savannah River Site: Past, Present, and Future
講演者:Dr. Olin E. Rhodes, Jr., Director and Professor
日時:2012年5月1日(土) 16:45〜18:00
教室:農学部2号館化3教室 
2013年度 生態系特別実習
2013.6.1〜2
fieldwork
2013年6月1日(土)~2日(日)の日程で、生態系特別実習を行いました。 実施要項
福島県相馬郡飯舘村における農地の現状調査
2012.10.5〜6
field survey
2012年10月5日(金)~6日(土)の日程で、福島県相馬郡飯舘村に赴き農地の放射能汚染状況について現状調査を行いました。
【学生提出レポート(PDF, new window)】
【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【9】 【10】
実施要項
FG担当スタッフ
根本 圭介
生産・環境生物学
藤原 徹
応用生命化学
潮 秀樹
水圏生物科学
金子 豊二
水圏生物科学
塩沢 昌
生物・環境工学
大下 誠一
食の安全研究センター
西村 拓
生物・環境工学
鮫島 正浩
生物材料科学
桑原 正貴
獣医学
関崎 勉
食の安全研究センター
中西 友子
食の安全研究センター
溝口 勝
農学国際
八木信行
農学国際
安永 円理子
生態調和農学機構
山田 利博
千葉演習林
田野井 慶太朗
附属アイソトープ農学教育研究施設
二瓶 直登
附属アイソトープ農学教育研究施設
小林 奈通子
附属アイソトープ農学教育研究施設
廣瀬 農
附属アイソトープ農学教育研究施設
フォーラムグループ長
二瓶 直登
事務局長
田野井 慶太朗




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