植物診断ロボットが可能にする 太陽光植物工場の知能化

農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール

植物診断ロボットが可能にする太陽光植物工場の知能化

講師:高山 弘太郎 准教授
愛媛大学農学部 施設生産システム学専門教育コース 緑化環境工学研究室


農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。


日時:2015年6月18日(火)13:00〜14:30
教室:農学部7号館A棟 7階セミナー室
参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学)
mail: ahosoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
要旨 :
太陽光植物工場は,太陽光を活用して大規模な農作物生産を行う施設である。SPA (Speaking Plant Approach)技術は,植物生体情報を計測して生育状態を診断し,その診断結果に基づいて栽培環境を最適に制御する一連の技術であり,太陽光植物工場の生産性最大化の切り札として世界的にも注目されている。本講演では,愛媛大学植物工場研究センターにおいて開発を進めてきたクロロフィル蛍光画像計測ロボットによる光合成機能診断技術の太陽光植物工場への実装モデルについて紹介するとともに,高時間分解かつ高空間分解の植物生体情報に基づいた環境調節の知能化の可能性に触れる。