公開シンポジウム
「東日本大震災に係る食料問題フォーラム2022
-原子力災害11年の総括と福島県農林水産業の復興-」
開催趣旨: 東日本大震災・原発事故から11年半が経過した。原子力災害を経験した福島県、特に浜通りの地域産業は、事故後の社会変動により生産構造、市場構造が大きく変化した。原発事故とそれに伴う放射能汚染問題は,福島県産農産物のブランド価値を低下させることとなった。震災後10年を機に、避難地域の解除、復興政策の再編、福島国際研究教育機構の設置、ALPS処理水対策などの取り組みが進んでいる。地域がこのような大きな転換点を迎えるにあたって、この間の放射能汚染対策の総括とそれに基づく正確な情報を国内外に発信する必要がある。そこで本フォーラムでは、事故からの11年を振り返り、農林水産業の現場における活動および食品の流通から食卓までの安全の取り組みを消費者や生活者の視点も踏まえながら議論し、福島県農林水産業と地域の復興の加速に資することを目指すこととする。
日時: | 令和4年(2022年)11月19日(土)13:30〜17:00 |
場所: | 双葉町産業交流センター(ハイブリッド開催) |
主催: | 日本学術会議農学委員会・食料科学委員会合同東日本大震災に係る食料問題分科会 |
後援: | 日本農学アカデミー、公益社団法人日本水産学会、公益社団法人日本畜産学会、日本農業経済学会、公益社団法人日本農芸化学会、農業食料工学会、国立大学法人福島大学、公立大学法人福島県立医科大学、国立大学法人長崎大学福島未来創造支援研究センター、国立大学法人東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター、国立大学法人東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン(act142)、東日本大震災・原子力災害伝承館 |
参加費・申込: | 参加費無料/要事前登録 |
次第:
司会:渡部 終五
(日本学術会議連携会員、北里大学海洋生命科学部客員教授)
(日本学術会議連携会員、北里大学海洋生命科学部客員教授)
13:30〜13:40
開会挨拶
中嶋 康博
(日本学術会議第二部会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
(日本学術会議第二部会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
13:40〜14:20
農業の11年の総括と展望:
小山 良太
(日本学術会議連携会員、福島大学食農学類教授)
清水 裕香里
(特定非営利活動法人Jin代表)
(日本学術会議連携会員、福島大学食農学類教授)
清水 裕香里
(特定非営利活動法人Jin代表)
14:20〜15:00
水産業の11年の総括と展望:
八木 信行
(日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
野崎 哲
(福島県漁業協同組合連合会会長)
(日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
野崎 哲
(福島県漁業協同組合連合会会長)
休憩(10分)(15:00~15:10)
15:10〜15:50
地域の暮らしの11年の総括と展望:
丹波 史紀
(立命館大学産業社会学部教授)
橋本 靖治
(双葉町秘書広報課長)
(立命館大学産業社会学部教授)
橋本 靖治
(双葉町秘書広報課長)
15:50〜16:50
総合討論
司会:葛西 優香
(東日本大震災・原子力災害伝承館常任研究員)
パネリスト:
(東日本大震災・原子力災害伝承館常任研究員)
パネリスト:
- 小山 良太
- 清水裕香里
- 丹波 史紀
- 中嶋 康博
- 野崎 哲
- 橋本 靖治
- 八木 信行
- 関谷 直也
(日本学術会議連携会員、東京大学大学院情報学環准教授) - 那須 民江
(日本学術会議連携会員、中部大学生命健康科学部客員教授)
16:50〜17:00
閉会の挨拶
眞鍋 昇
(日本学術会議第二部会員、大阪国際大学学長補佐・人間科学部教授)
(日本学術会議第二部会員、大阪国際大学学長補佐・人間科学部教授)
お問い合わせ先
- 東京大学農学生命科学研究科アグリコクーン産学官民連携室
e-mail: office[at]agc.a.u-tokyo.ac.jp
tel: 03-5841-8882 fax: 03-5841-8883
お問い合わせフォーム
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