2017年度アグリコクーンガイダンス一覧

2017年度アグリコクーンガイダンス一覧

2017年度アグリコクーンガイダンス一覧 FG1: 食の科学フォーラムグループ4月6日(木)18:45~ 1号館2階8番講義室 FG2: 国際農業と文化フォーラムグループ4月5日(水)18:15~19:00 7号館B棟231・232号室 FG3: 農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ4月7日(金)16:50~ 2号館1階化学2講義室 FG4: 生物多様性・生態系再生フォーラムグループ5月29日(月)13:30〜15:00 2号館1階化2講義室 FG5: 農学における情報利用研究フォーラムグループ 4月10日(月)18:00~18:302号館1階化3講義室 FG6: 農における放射線影響フォーラムグループ4月10日(月)18:45~ 2号館1階化3講義室 アグリコクーンの活動組織:フォーラムグループ(FG) ◆食の科学フォーラムグループ 市民・企業と、食の信頼の向上と豊かな社会の構築を目指します 食の安全・安心の確立と健康社会の構築をめぐる理論と実践を学びます。そこでは高齢社会における課題解決についても考えていきます。またフォーラムグループの教員もメンバーになっている「食の安全研究センター」と研究や教育の連携を図ります。教育カリキュラムでは専門性と学際性を重視して、学外から講師を招いたり、官公庁や企業等で研修を行うなど、「社会との関わり」にも重点を置いています。 ◆国際農業と文化フォーラムグループ 活動の場は国際的に広がります 農林水産業を地域の文化を形成する核であると位置づけ、「生産は文化によって支えられている」というコンセプトが、当FGの活動理念です。「国際農業と文化ゼミナール」では 「環境と農業」 「農業と資源」 「経済と食品流通」の3つのテーマの集中講義と、教員とのディスカッションで農業と文化への理解を深めます。「国際農業と文化実習」では、国内実習により日本の農家と農村について体験的に理解を深めた上で、アジア途上国における実習により、地域における問題の把握やそれらの問題解決のためのプロジェクト形成について経験を積みます。 ◆農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ 真の循環社会の枠組みを提案します バイオマスとは、生物が生産する循環可能な有機資源を意味しています。また、バイオマスは農学に関わりの深い森林・海洋・農産・畜産の現場あるいはそれらの下流に位置づけられる産業や社会の中に存在しています。  農学生命科学の研究分野の中で、これらのバイオマスの多面的で高い次元での有効利用、地域環境の保全などを視野にいれた利活用の実現に向けた教育と研究を推進することが、バイオマス利用研究FGの使命と言えます。この理念にのっとり、バイオマス利用研究FGが主催する講義では、セミナー、現場視察、さらに演習を組み合わせ、バイオマス利活用の理論と実践を学びます。 ◆生物多様性・生態系再生フォーラムグループ 環境を再生する協働活動を進めます 当FGは、2003年に21世紀COEプログラムの一環で立ち上げられた「生物多様性・生態系再生研究拠点」をベースにしています。さまざまな主体との協働プロジェクトやセミナーの開催などの実績があり、その成果を教育プログラムに還元するとともに、生物多様性とその保全に関わる学際的な新しい科学の創造を目指します。 ◆農学における情報利用研究フォーラムグループ 農学における情報利用の新たな可能性を探ります 最先端農業システムやリモートセンシング・地理空間情報、生態系保全のための情報提供、気候変動に伴う農業気象情報や食料需給問題など、農学分野における情報利用研究は大きな可能性を秘めています。当FGは、定期的な勉強会を開催し、農業環境情報の交換を促すと共に、メーリングリストを利用して参加者に関連情報を配信します。 ◆農における放射線影響フォーラムグループ 放射性物質動態・影響の分野におけるリーダーを育成します 福島第一原発事故による放射能汚染地域の大半は、農林畜水産業の場です。この被災地における農林畜水産業復興と食糧の安全確保は急務であり、本研究科は事故直後からそのための調査研究を行っています。本FGでは、最新の知見や発見に基づく教育プログラムによって、農における放射性物質の動態や影響を学びます。本FGは、即戦力となる人材のみならず、将来、リーダーとして社会貢献する人材の育成を目指します。

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塩類土壌での農業問題の解決を目指した植物細胞生理学

塩類土壌での農業問題の解決を目指した植物細胞生理学

塩類土壌での農業問題の解決を目指した植物細胞生理学 FG6の第3回セミナーを開催します。今回は、オーストラリアの農業上最大の課題である乾燥ストレス・耐塩ストレスに対し、電気生理学・分子生理学を起点として塩害フィールドでの作物の応答まで視野にいれた研究を展開しているお二人にご講演をいただきたいと思います。 poster(PDF) 講師: Roles of root aquaporins under drought and salinity Prof. Steve Tyerman(ARC Centre of Excellence in Plant Energy Biology, University of Adelaide, Australia) Halophytes: an untapped resource to improve salinity stress tolerance in crops Prof. Sergey Shabala(School of Land and Food, University of Tasmania, Australia) 座長: 堀江智明(信州大学:ナトリウム輸送研究者) 事前登録不要/参加費なし 日時:2017年2月15日(水)13:00~15:00 場所:東京大学弥生キャンパス農学部フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール アクセス: 主催:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG(act109) 問合先: RI 田野井慶太朗 uktanoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp (ext.27882) 要旨: Dr. Steve Tyermanは、耐塩性研究におけるパッチクランプを始めとする電気生理解析の先駆者であり、かつ後に水チャネルの機能と作物の耐塩性との関係についての研究も進めるなど、25年以上にわたり植物の耐塩性機構の研究に取り組んで来られました。現在はPlant Energy Biologyという産官学連携の大きなファンディングを指揮していらっしゃいます。今回は、水チャネルとして広く認識されている分子が、水ばかりではなくナトリウムを含む陽イオンを非選択的に通す可能性を示唆する最新のデータなどご紹介くださいます。 Dr. Sergey Shabalaは、根や葉などの組織を試料として、非破壊的にイオンの流入・流出を測定するMIFEとよばれる独自の手法を開発し、作物のイオン輸送の機序を解き明かす先駆的研究をされています。今回は、近年精力的に進められている好塩生植物の耐性システムを解析された結果も踏まえ作物の耐塩性には、実はナトリウム排除と同等、もしくはそれ以上に細胞質内のカリウム保持が重要である可能性を示唆する最新のデータをご紹介くださる予定です。 お二人の講演内容はともに耐塩性ということで、FG6が取り扱う放射性セシウム汚染ではありませんが、セシウム、カリウム、ナトリウムが同じ1価の陽イオンとして存在する、という類似性の他、農業現場の問題点・課題を解くためにどのような研究が必要であるか、また乾燥地でのコムギ・オオムギ生産が重要産業であるオーストラリアにおいて、基礎科学を元々の専門とされるお二人が、農業現場の課題をどのように研究題材として取り組んできたか、基礎科学と実学をどのように両立してきたか、大変参考になるものと思っております。 興味ある方のご参加をお待ちしております。

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Some aspects on radioecology in Sweden,  past and present

Some aspects on radioecology in Sweden, past and present

Some aspects on radioecology in Sweden, past and present Note: An overview on the history of Swedish radioecology and important events that has influenced the research in this area. The role of authorities played in this context will be briefly given. スウェーデンは、チェルノブイリ事故が原発事故による放射能汚染を引き起こした事故であることを、世界で最初に検出して発表した国です。講演内容は、現在までのスウェーデンの環境放射能との取組みについてです。 スウェーデンの規制庁は環境放射能汚染についての各種研究助成を行い研究成果をきちんと蓄積してきており、それらの科学的根拠を元に合理的な規制を作成してきています。 poster(PDF) 講師: Dr. Mats Eriksson(スウェーデン規制庁研究者) 事前登録不要/参加費なし 日時:2016年12月19日(月)15:30~16:45 場所:東京大学弥生キャンパス農学部2号館2階 教官会議室 アクセス: 主催:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG(act107) 問合先: 二瓶直登 anaoto[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp (ext.27882)

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第2回 大学院生および若手研究者の放射線に関する国際感覚鍛錬プログラム

第2回 大学院生および若手研究者の放射線に関する国際感覚鍛錬プログラム

平成28年度 東京大学大学院農学生命科学研究科 教育研究事業 第2回 大学院生および若手研究者の放射線に関する国際感覚鍛錬プログラム 募集要項 今回の募集告知は夏期に募集した「大学院生および若手研究者の放射線に関する国際感覚鍛錬プログラム」の第2次募集にあたるものです。 また援助対象が「農学・フィールド学」全体に拡大されております。海外の研究者と研究交流を計画している大学院生、若手教員、若手研究者の幅広い応募をお待ちしております。 1.概要 農学分野における国際的感覚を備えた課題解決力を持つ人材の養成プログラムの一環として、農学・フィールド学を研究対象とする大学院生ならびに若手教員・研究員が、海外の最先端研究を展開している研究者の所に積極的に訪問し、研究交流を深めることに必要な旅費等の経費を援助する。 2.応募資格・要件 農学生命科学研究科に所属する大学院生または平成29年4月1日時点で40歳未満の若手教員・若手研究員であること。 平成28年度内に帰国する旅程であること。 訪問先は、それぞれの分野において研究を世界的にリードする研究者であること。これまでに共同研究などの実績が無く、研究室関係者(卒業生など)が在籍していないことが望ましい。 単独で訪問すること。訪問中にセミナーを開催する等、研究成果・アイディアを発表し意見交換を図り、研究に関する見聞を広めること。 渡航期間中に国際会議に出席してもよい。なお、国際会議の出席は、原則として筆頭著者であること。 3.旅費援助額 旅費、宿泊費を支給する。 4.申請手続き 以下の必要書類を、アグリコクーン産学官民連携室にメールにて提出すること。office[at]agc.a.u-tokyo.ac.jp 書類の受領後、面接による評価を通じて援助の可否を判断する。 [1] 申請書(A4で1枚とする) [2] [2] 訪問先で行うセミナー等で発表するプレゼン案(機密情報は黒塗り可) 面接日時等詳細については、申請いただいた方へ個別に通知する。 募集締め切り 第1回 平成28年9月2日〆切 (面接期間9月5~9日に30分程度を予定) 第2回 平成28年12月16日〆切 (面接期間12月20~27日30分間程度を予定) 5.その他 採用にあたっては、独自のユニークなアイディアおよび研究データを基に、トップリーダーへ挑むチャレンジ精神を重視する。また、若手を優先する。 採択後、渡航までに、訪問先とのやりとりを示す文書(メール等)、旅費の見積書・日程表、学会発表を行う場合は採択通知を提出すること。 大学院生の初回申請においては、海外学会発表のみのケースも受け付ける。ただし、国際学会の場を活用して海外の研究者と直接の交流を行い、その内容を報告書に記載すること。この場合では、学会会場で議論したい研究者にあらかじめ議論の打診をメール等で行うこと。 援助を受けた者は、帰国後1ヵ月以内に報告書を提出しなければならない。報告書は英文2000ワード以内とし、写真等の利用も奨励する。 訪問のアレンジは自分で行い、訪問先とのやりとりを示す文書(メール等)の中にスケジュールが明記されていること。 日程は1週間程度を標準とする。それより長い場合には渡航計画に合理的な説明が求められる。 申請書等に記載されているものについて、データの守秘義務を守ります。 6.問い合わせ先 農における放射線影響フォーラムグループ代表 二瓶直登(放射性同位元素施設) 事務局 田野井慶太朗 (放射性同位元素施設) (uktanoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)

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ふくしま再生の会 第13回活動報告会:「これから5年 飯舘村村民の思い」

ふくしま再生の会 第13回活動報告会:「これから5年 飯舘村村民の思い」

ふくしま再生の会 第13回活動報告会「これから5年 飯舘村村民の思い」 私たち「ふくしま再生の会」は、福島第一原発事故後2011年6月以来5年余にわたり、全村避難中の福島県相馬郡飯舘村において、村民・ボランティア、専門家の恊働により、放射能・放射線の測定、各種除染の方法を継続しつつ、帰村後の生活と産業の再生の総合的な試みを実践してきました。活動開始から5年余の節目に、13回目となる活動報告会を開催いたします。 飯舘村村民は来春の避難指示解除を前にして、様々な思いでこの節目を乗り越えようとされています。こうした状況を踏まえ、本報告会は、事故後の活動を振り返るとともに、一方向の報告に終わることなく、過去に学び未来につなげる創造的協議の場となることを目指しています。そのために、現在の課題を乗り超えこれからの生活の再生を模索する村民、事実に基づき恊働する人、これからの活動を支援する行政担当の人、これを支援し、周りに呼びかけたい一般の人々など、多彩な参加者の本音の議論の場を創りたいと思います。 現地活動に参加することは難しくても、過去・現在・将来に福島に何が起こっているのか、起ころうとしているのかを知りたい人には絶好の機会です。 日時:2016年10月23日(日)14:00~  14:00-15:00 第5回定期総会 15:00-18:00 第13回報告会  18:30-20:00 懇親会 場所:東京大学農学部(弥生キャンパス)弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー アクセス: 主催:認定NPO法人ふくしま再生の会 共催:東京大学農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG(act105) 後援:調整中 参加費:1,000円(資料代として) (懇親会費:別途1000円) 事前申込: ふくしま再生の会HP お問合せ:「ふくしま再生の会」事務局 e-mail: desk[at]fukushima-saisei.jp Tel. 03-6265-5850 プログラム 挨拶 主催者挨拶 ふくしま再生の会 福島代表・副理事長菅野宗夫 共催者挨拶 (予定) 後援者挨拶 (予定) 議事 中央ラウンドテーブルから話題提供(10〜15人) 話題提供者: ・現在の課題を乗り超えこれからの生活再生を模索する住民 ・事実に基づき恊働する人 ・これからの活動を支援する行政担当の人 支援し周りに呼びかけたい一般参加者、会員、ボランティアはラウンドテーブル周囲に着席 「これから5年」の課題を議論 課題1:百姓・牛飼いの復活山林を生かし、自然エネルギーを活かす放射線・放射能モニタリングと健康見守りの仕組みづくり再除染を進める、長泥地区の今後を考えるこれから5年 ・までいの村づくりをどう再生するのか・再生の主人公は誰か・何から手を着けるのか・村外支援者は何をすべきか、また、すべきでないか 懇親会(午後6時30分~午後8時)  

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森林環境における放射線影響(実習)

森林環境における放射線影響(実習)

2016年度 森林環境における放射線影響 日程:2016年9月13日(月)〜15日(水) 場所:福島県伊達市霊山町小国 内容: 森林プロットにおける毎木調査(成長量調査) 植物試料サンプリング(伐倒調査) 動物試料サンプリング(昆虫、土壌動物等) 渓流・河川水サンプリング 参加費:後日告知 宿泊先: 後日告知 [/toggle] 服装:野外活動できる服装。長靴(なければ現地付近で購入可能) 問い合わせ:uktanoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp (RI・田野井) 応募の〆切:9月6日(火)※履修者以外の参加も歓迎します

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大学院生および若手研究者の放射線に関する国際感覚鍛錬プログラム

大学院生および若手研究者の放射線に関する国際感覚鍛錬プログラム

平成28年度 東京大学大学院農学生命科学研究科 教育研究事業 大学院生および若手研究者の放射線に関する国際感覚鍛錬プログラム募集要項 1.概要 農学分野における国際的感覚を備えた課題解決力を持つ人材の養成プログラムの一環として、放射線あるいは放射能汚染や福島第一原発事故を研究対象とする大学院生ならびに若手教員・研究員が、海外の最先端研究を展開している研究者の所に積極的に訪問し、研究交流を深めることに必要な旅費等の経費を援助する。 2.応募資格・要件 農学生命科学研究科に所属する大学院生または平成29年4月1日時点で40歳未満の若手教員・若手研究員であること。 平成28年度内に帰国する旅程であること。 訪問先は、それぞれの分野において研究を世界的にリードする研究者であること。これまでに共同研究などの実績が無く、研究室関係者(卒業生など)が在籍していないことが望ましい。 単独で訪問すること。訪問中にセミナーを開催する等、研究成果・アイディアを発表し意見交換を図り、研究に関する見聞を広めること。 渡航期間中に国際会議に出席してもよい。なお、国際会議の出席は、原則として筆頭著者であること。 3.旅費援助額 旅費、宿泊費を支給する。 4.申請手続き 以下の必要書類を、アグリコクーン産学官民連携室にメールにて提出すること。office[at]agc.a.u-tokyo.ac.jp 書類の受領後、面接による評価を通じて援助の可否を判断する。 [1] 申請書(A4で1枚とする) [2] 訪問先で行うセミナー等で発表するプレゼン案(アイディアのみでも可) 面接日時等詳細については、申請いただいた方へ個別に通知する。 募集締め切り 第1回 平成28年9月2日 (面接期間9月5~9日に30分程度を予定) 第2回 平成28年12月16日 (面接期間12月20~27日30分間程度を予定) 5.その他 採用にあたっては、独自のユニークなアイディアおよび研究データを基に、トップリーダーへ挑むチャレンジ精神を重視する。 採択後、渡航までに、訪問先とのやりとりを示す文書(メール等)、旅費の見積書・日程表、学会発表を行う場合は採択通知を提出すること。 大学院生の初回申請においては、海外学会発表のみのケースも受け付ける。ただし、国際学会の場を活用して海外の研究者と直接の交流を行い、その内容を報告書に記載すること。この場合では、学会会場で議論したい研究者にあらかじめ議論の打診をメール等で行うこと。 援助を受けた者は、帰国後1ヵ月以内に報告書を提出しなければならない。報告書は英文2000ワード以内とし、写真等の利用も奨励する。 訪問のアレンジは自分で行い、訪問先とのやりとりを示す文書(メール等)の中にスケジュールが明記されていること。 日程は1週間程度を標準とする。それより長い場合には渡航計画に合理的な説明が求められる。 申請書等に記載されているものについて、データの守秘義務を守ります。 6.想定される具体例 自分が実施している研究で得られたデータを基にしたディスカッションのため、自分の分野のトップランナーである研究者にセミナーの時間を30分確保してもらい、先方のLabで議論してくる。 これから実施しようとする研究アイディアについて、当該分野のトップをいく研究機関へ赴きそこの若手の新鋭の研究者と1時間議論する時間をもらう。 国際会議で集まったリーダーに、国際会議期間中に30分時間をもらって、自分のデータについて議論するとともに、共同研究に向けた話し合いをしてくる。さらに、口頭発表にも申し込む。 自分の分野のトップラボの研究環境を見学するとともに、自分のアイディア・研究データについて議論を行う時間を確保してもらう。 自分の研究を進める上でどうしても実施したい実験で、世界でも数カ所でしか実施できないものがあるが、今回、当該実験ができる研究室に事前にアポを取って、始めて2日間実験をさせてもらいに伺う。(数週間にわたる長期間実験は不可) 7.問い合わせ先 農における放射線影響フォーラムグループ代表 二瓶直登(放射性同位元素施設) 事務局 田野井慶太朗 (放射性同位元素施設) (uktanoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)

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農業環境における水中のセシウム挙動

農業環境における水中のセシウム挙動

農業環境における水中のセシウム挙動 福島第一原発事故による放出された核種のうち農林水産業に最も影響を及ぼしている放射性セシウム(Cs)は、森林、農耕地へ降下し、用水、河川等へ移行することが知られています。流域内における放射性Csの挙動は、被災地の農家が懸念する課題であり、農業復興には欠かせない課題となっています。 今回は、原発事故後、精力的に水中のCs挙動について研究されてきている東北農業研究センターの申先生、国立環境研究所の辻先生、新潟大学の吉川先生をお招きし、水中のCs挙動について分析法や最新の研究成果について情報提供をしていただき、分野を超えた議論を深く掘り下げる機会を設けたいと思います。 環境中の放射性Csの挙動に興味のある幅広い方の参加を歓迎します。 poster(PDF) 話題提供: 開催趣旨説明二瓶 直登(放射性同位元素施設) 水田を介した放射性セシウムの動態吉川 夏樹(新潟大学) 環境水中の放射性セシウム分析の前処理手法 申 文浩(東北農業研究センター) 福島県内のダム湖・森林河川における水中放射性セシウム動態 辻 英樹(国立環境研究所) 事前登録不要/参加費なし 日時:2016年8月25日(木)15:00~17:30 場所:東京大学弥生キャンパス農学部2号館1階化3講義室(予定) アクセス: 主催:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG(act104) 内容: 趣旨説明の後、申先生、辻先生、吉川先生より、30分程度で当該テーマに関する情報提供をいただき、質疑応答および総合的議論を行います。 問合先: 二瓶直登 anaoto[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp (ext.27882)

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【4/17】福島県飯舘村「桜の植樹会」atマキバノハナゾノ:日帰り現地訪問

【4/17】福島県飯舘村「桜の植樹会」atマキバノハナゾノ:日帰り現地訪問

東京大学農学生命科学研究科では、震災の翌年に福島県飯舘村村長と研究協力の関係を結び、農学生命科学研究科の教職員・学生が飯舘村をはじめとする現地で調査活動をこれまで行ってきました。 今回の企画は飯舘村小宮地区の大久保金一農園が主催する桜の植樹会に参加するものです。 「マキバノハナゾノ」は金一さんが農園とそれをとりまく山と川の全体を総称して名付けたものです。2014年の第1回目の植樹会では100名以上の人が来村しました。本年は第2回目の植樹祭となります。 大勢の現地の人や関係者と年度のはじめに色々な話をして打ち解ける絶好の機会ですので、ご興味・ご関心のある学生の参加をお待ちしております。 出発時刻が7時に変更になりました。 日時:2016年4月17日(日) 8時7時 大学集合 12時頃 飯舘村到着 植樹会、カタクリツアー参加 16時頃 飯舘村出発 20時頃 大学到着 (現地までは大学の公用車で移動します) アグリコクーン産学官民連携室まで下記メールアドレスまで申し込んでください office[at]agc.a.u-tokyo.ac.jp その際,1)名前、2)所属(専攻)、3)学年、4)緊急連絡先(家族)、5)緊急連絡先の続柄を明記してください。 申し込み締め切り日は4/14(木)17:00ですので、お早めに申し込みください

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2016年度アグリコクーンガイダンス一覧

2016年度アグリコクーンガイダンス一覧

2016年度アグリコクーンガイダンス一覧 FG1: 食の科学フォーラムグループ4月7日(木)18:45~ 1号館2階8番講義室 FG2: 国際農業と文化フォーラムグループ4月7日(水)17:00~18:00 7号館B棟231・232号室 FG3: 農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ4月8日(金)16:50~ 2号館1階化学2番講義室 FG4: 生物多様性・生態系再生フォーラムグループガイダンスは実施しません。全体ガイダンスで資料を配布します。6月初旬にガイダンスを実施します。 FG5: 農学における情報利用研究フォーラムグループ 4月6日(水)18:00~7号館B棟231・232号室 FG6: 農における放射線影響フォーラムグループ4月11日(月)16:50~ 2号館1階化3講義室 アグリコクーンの活動組織:フォーラムグループ(FG) ◆食の科学フォーラムグループ 市民・企業と、食の信頼の向上と豊かな社会の構築を目指します 食の安全・安心の確立と健康社会の構築をめぐる理論と実践を学びます。そこでは高齢社会における課題解決についても考えていきます。またフォーラムグループの教員もメンバーになっている「食の安全研究センター」と研究と教育の連携を図ります。教育カリキュラムでは専門性と学際性を重視して、学外から講師を招いたり、官公庁や企業等で研修を行うなど、「社会との関わり」にも重点を置いています。 ◆国際農業と文化フォーラムグループ 活動の場は国際的に広がります 農林水産業を地域の文化を形成する核であると位置づけ、「生産は文化によって支えられている」というコンセプトが、当FGの活動理念です。「国際農業と文化ゼミナール」では「環境と農業」「農業と資源」「経済と食品流通」の3つのテーマの集中講義と、教員とのディスカッションで農業と文化への理解を深めます。「国際農業と文化実習」では、国内実習により日本の農家と農村について体験的に理解を深めた上で、アジア途上国における実習により、地域における問題の把握やそれらの問題解決のためのプロジェクト形成について経験を積みます。 ◆農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ 真の循環社会の枠組みを提案します 生物が生産する有機資源であるバイオマスは、農学に関わりの深い森林・海洋・農産・畜産の現場に存在しています。バイオマスの高い次元での有効利用、地球環境の持続性を視野に入れたバイオマス利活用で、農学生命科学の研究分野の大きな使命である真の循環社会の構築を目指します。当フォーラムグループでは、この理念にのっとり、バイオマス利活用の現場視察を含むセミナー形式の講義とバイオマス利活用に必要な情報科学に関する演習を組み合わせ、バイオマス利活用の理論と実践を学びます。 ◆生物多様性・生態系再生フォーラムグループ 環境を再生する協働活動を進めます 当FGは、2003年に21世紀COEプログラムの一環で立ち上げられた「生物多様性・生態系再生研究拠点」をベースにしています。さまざまな主体との協働プロジェクトやセミナーの開催などの実績があり、その成果を教育プログラムに還元するとともに、生物多様性とその保全に関わる学際的な新しい科学の創造を目指します。 ◆農学における情報利用研究フォーラムグループ 農学における情報利用の新たな可能性を探ります 最先端農業システムやリモートセンシング・地理空間情報、生態系保全のための情報提供、気候変動に伴う農業気象情報や食料需給問題など、農学分野における情報利用研究は大きな可能性を秘めています。当FGは、定期的な勉強会を開催し、農業環境情報の交換を促すと共に、メーリングリストを利用して参加者に関連情報を配信します。 ◆農における放射線影響フォーラムグループ 放射性物質動態・影響の分野におけるリーダーを育成します 放射能汚染地域の大半は農林畜水産業の場です。被災地での農業復興と食糧の安全確保は急務であり、本研究科では事故直後から調査研究を行っています。そこで得られた最新の知見や発見に基づく教育プログラムを通じて、農における放射性物質動態・影響を学びます。本FGでは、即戦力となる人材のみならず、将来、リーダーとして社会貢献する人材の輩出を目指します。

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