平成24年3月15日
東京大学大学院農学生命科学研究科とJX日鉱日石エネルギー株式会社との
組織連携活動における、平成24年度フィージビリティ(FS)研究の募集について
東京大学大学院農学生命科学研究科研究科長
JX日鉱日石エネルギー株式会社
JX日鉱日石エネルギー株式会社
東京大学大学院農学生命科学研究科とJX日鉱日石エネルギー株式会社とは、平成20年7月より「バイオマス資源を利用する新エネルギー開発等」の技術開発分野で、組織的連携活動を実施しています。
本連携では、本研究科とJX日鉱日石エネルギー株式会社とが、研究者・技術者の多様かつ自由な交流活動のもとに人材育成と研究開発の促進を図り、バイオマスを利用した新エネルギーを中心に、革新的な基盤技術の開発、育成、実用化、社会への普及を目指しています。
このたび、一昨年度・昨年度に引き続き、本連携活動の一環として共同研究への発展を目的とした萌芽的アイデア検証等のフィージビリティ(FS)研究に係る費用の助成を下記により行います。
記
1. 対象とするFS研究の分野
- バイオマスを利用した機能化学品あるいは物質の製造に係るFS研究
- 植物機能を利用した環境浄化技術に係るFS研究
- その他、バイオマス利用の推進に資する技術ならびに社会的課題に係るFS研究
2. 研究助成内容
FS研究費の3分の2相当額(100万円を上限とする。)
3. 応募資格
- 本研究科に在職している教授、准教授、講師及び助教(特定有期雇用の者を除く。)
- 特定有期雇用教職員(科学研究費補助金による雇用者を除く。)のうち、教授、准教授、講師及び助教の職担当の者で、雇用条件等で応募テーマによる研究を行うことが職務の一環として認められる者
- 大学院博士課程学生(学生が申請者(代表者)となる場合は、推薦指導教員氏名欄に署名が必要。)
※平成23年度の公募に採択されたFS研究の延長申請も可能です。
4. 研究の期間および規模
- 期間 6ヶ月~9ヶ月程度(平成25年3月末までに終了すること。)
- 研究費 1テーマあたり上限150万円(本助成は100万円を上限とする。)
- 採択数 5件程度
5. 採択された研究者の義務等
- 成果報告:組織連携ガバナンス委員会(注1)へ報告書を提出するとともに、同委員会において口頭で成果報告を行っていただきます。
- 成果の帰属:成果に基づき特許を受ける権利等については、その権利をJX日鉱日石エネルギー株式会社と共有するものとします。共有の条件は別途定めます。
- 成果の公表:ガバナンス委員会(注1)の事前了解が必要です。また、特許出願等を行う場合についても同委員会の事前了解を得ることが必要です。
- 共同研究への移行:FS研究終了後、採択された研究者とJX日鉱日石エネルギー株式会社とが同意した場合は、別途、共同研究契約を締結して研究の継続を行います。
6. 応募期間
平成24年3月15日(木)~4月19日(木)
7. 応募方法
- 申請書類の提出 3月15日(木)~4月19日(木)
このページの下部にある所定の申請書類をダウンロードし、必要事項を記入の上、「9.」に記載の事務局までEメールもしくはファクスにて提出。 - 書面審査および採択決定 ~5月17日(木)
※農学生命科学研究科、JX日鉱日石エネルギー株式会社から選ばれた選考委員が書面審査を行います。
※選考のため、申請内容について、農学生命科学研究科またはJX日鉱日石エネルギー株式会社の選考委員と情報交換をお願いする場合があります。
※採択の決定はガバナンス委員会(注1)で行います。 - 採択決定の通知 5月18日(金)
※採否にかかわらず通知します。
8. 個人情報の取り扱いについて
本募集の提出書類に含まれる個人情報は、採択選考および事務手続のためのみに使用し、それ以外の目的には使用しません。
9. 事務局(問い合わせ・申請書類提出先)
東京大学大学院農学生命科学研究科
アグリコクーン 産学官民連携室 仙元(せんげん)浩平
電話:03-5841-8882 ファクス:03-5841-8883 メール:office@agc.a.u-tokyo.ac.jp
※@は全角にしてあります。
(注1) ガバナンス委員会:農学生命科学研究科とJX日鉱日石エネルギー株式会社研究開発本部の代表で構成する、本組織連携活動の統括機関。
募集要項(pdf), 応募書式 (word)