アグリコクーン公開セミナー(ACT17)
新稲作技術エス・アール・アイの展望
ー持続可能な開発と環境保全のためにー
OUTLOOK for the New Rice Cultivation SRI
toward Sustainable Development and Environmental Conservation

日時:平成19年7月2日(月)14:30~16:30
場所:東京大学農学部 弥生講堂 一条ホール
主催:J-SRI研究会
   国際農業と文化フォーラムグループ
   農学における情報利用研究フォーラムグループ
後援:東京大学大学院農学生命科学研究科
   東京大学大学院新領域創成科学研究科
後援:AGS / ASNET / IR3S /農業土木学会/土壌物理学会(予定)
SRI(エス・アール・アイ:System of Rice Intensification)は、1983年にマダガスカルで発明され、 1999年以降広く世界で知られるよう になったイネの大幅な単収増をもたらす低投入かつ持続的な新稲作技術である。 現在までに約20カ国で実証試験が行われており、多くの開発途上国で普及が進みつつあるが、SRIによってなぜイネの収量が 増加するかについては、科学的に解明されていない現状にある。
そこで、このSRIに関する基礎情報を収集する とともに、農学分野における科学的に未解明な諸問題に取り組む学術調査研究を 推進することを目的として、2007年4月にJ-SRI研究会が設立された。本企画は、J-SRI研究会の主催により、 SRIの普及に多大な貢献を今もなお果たし続けている コーネル大学名誉教授のNorman Uphoff氏を招聘し、 「持続可能な開発と環境保全にむけての新稲作技術SRIの今後の展望」についての講演会を開催するものである。
本講演会は、日本国内の農学系研究者や学生、そして開発実務の専門家にとっても有益であると思われる。
プログラム
14:30-14:35
開会の辞
司会:溝口勝(J-SRI事務局長)
14:35-14:40
挨拶
生源寺眞一 研究科長(予定)
14:40-15:00
J-SRI研究会の紹介
山路永司 J-SRI 代表
15:00-15:10
講演者の紹介
佐藤周一 DISIMP所長
15:10-16:10
講演
講演:Prof. Norman Uphoff(コーネル大学)
16:10-16:30
講演
質疑応答
座長:小林和彦 農学国際専攻・教授
16:30
閉会の辞
司会:溝口勝(J-SRI事務局長)
17:00
情報交換会
農学部生協にて(会費2,000 円、学生1,000 円)