農学総合科目 「食の安全科学」
生きていくためには食事は欠かせない。しかし不幸なことに時には食べ物が重篤な健康被害をもたらす。食を楽しみ健康に生きていくためには、食事はすべて安全でなければならないが、それを維持することは簡単なことではない。私たちは数多くの食べ物を囲まれて 生活している分、被害をもたらす様々な要因が潜んでいる。それらをどのように制御して安全で安心な食生活を実現するか。社会的に常に関心の高い問題であ る。
本講義では、フードチェーンの視角や危害要因の視点をベースにして、食の安全を守るため、技術や制度に科学、特に農学がどのように貢献しているについて学ぶ。そして食の安全問題がもつ多様性、複雑性、社会性について理解する。
本講義では、フードチェーンの視角や危害要因の視点をベースにして、食の安全を守るため、技術や制度に科学、特に農学がどのように貢献しているについて学ぶ。そして食の安全問題がもつ多様性、複雑性、社会性について理解する。
農学総合科目「食の安全科学」
A1/A2ターム:水曜日第5限(16時50分~18時35分) 農学部1号館8番講義室
※オンライン、オンデマンド配信は行いません。
成績評価方法
【成績評価方法】当科目は、すべての授業が終了した後に提出してもらうレポート2編をもとに成績評価を行います。レポートを提出しない場合は「未受験」となります。なお、毎回の授業のあとに短いエッセイを提出できるようにします。これは任意で、提出しても、しなくても結構ですが、内容によっては成績評価に加味されることがあります。ただし、最終レポートの内容が一定以上の出来であれば、エッセイを提出していなくてもパスはします。各回のエッセイのテーマは、その回の担当教員から授業の最後に示されます。
【レポート提出】ITC-LMSで提出してください。
2023年1月18日(水)18時から、1月25日(水)18時までに、レポートをITC-LMSの「課題」に提出してください。教員名でレポート提出先が示されています。
講義を担当した教員から1題ずつ課題が出されます。その中から2題を選んでレポートを作成してください。それぞれのレポートの字数は2000字以内とします。教員ごとのレポート提出先を「課題」の中に用意します。作成したレポートの教員を間違えずに、それぞれ提出してください。ファイルはPDFファイルにし、ファイル名は以下の通りにしてください。
「食の安全科学レポート・学生姓名・学籍番号・教員姓.pdf」
例)食の安全科学レポート・東大太郎・06123456・中嶋.pdf
レポート本文の冒頭に、氏名・学籍番号・(進学予定)専修名・課題を出した教員名、レポートの最後には字数を必ず書いて下さい。自分の名前を書いていなかったり、教員を間違えていたりすると、採点できないので注意してください。
レポート課題はITC-LMSの掲示板に一覧表示する予定です。
エッセイ記入フォーム
各回のエッセイは、講師から出されたテーマに答える形式で400字以内で必要にして十分な内容にまとめるように作成してください。指定されたグーグルフォームを通じて提出してください。このフォームは、ECCSクラウドメールでないと開けません。フォームのURLはITC-LMSに掲載します。提出期限は、次の日の10時00分です。その時刻以降も提出できる場合があるかもしれませんが、グーグルの計時機能で提出時間を把握し、遅れたものは提出されなかったものと判断します。
教科書・講義資料
教科書はありません。
講義資料は原則教室で配布しませんので、ITC-LMSに掲載されてある資料を参照してください。
(講師によってはプリントを配布する場合があるかもしれません。)
参考書
- 吉村悦郎・関崎勉編『食の安全』放送大学教育振興会、2021年
- 梅津憲治『農薬と食:安全と安心―農薬の安全性を科学として考える』ソフトサイエンス社、2003年
- 田崎晴明『「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』 朝日出版社 2012年
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/ (左記サイトよりダウンロード可)
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/ (左記サイトよりダウンロード可)
履修上の注意
出席者が教室の収容人数を超えるようであれば、一部の人には別部屋に移動してもらい、そこでパブリックビューイング方式で映写する講義で聞けるようにします。
講義スケジュール(2022年度)
第12回
1月4日
●予備日
講義期間途中に特段の変更がなければ休講