アラスカ内陸部の永久凍土上に分布する常緑針葉樹林の温室効果ガス動態

農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール

アラスカ内陸部の永久凍土上に分布する常緑針葉樹林の温室効果ガス動態

講師:小林 秀樹
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 横浜研究所
北極環境変動総合研究センター 主任研究員


農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。


日時:2018年11月12日(月)15:00〜
教室:農学部7号館A棟7階会議室
協賛: 日本農業気象学会 リモートセンシング・GIS研究部会
農業情報学会 リモートセンシング部会
参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学)
mail: ahosoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
abstract:
21世紀以降の北半球の高緯度の温暖化は地球平均を大幅に上回っており、今後もその傾向が続くと予測されています。例えば、2011-2015年の温度上昇は1900年以降で最も大きく、また2015年〜2016年のアラスカの冬季は史上最も温暖でした。私達はこうした急変する環境が、アラスカ内陸部の常緑針葉樹林の温室効果ガス放出・吸収過程にどのような影響を与えるかを、現場観測やリモートセンシング技術を駆使して調べています。本セミナーでは、アラスカの環境変動を概説し、温室効果ガス動態の観測や得られた知見を紹介します。