Novel fungal endoxylanases in Trichoderma reesei
ヘミセルロースは、セルロース・リグニンとならぶ植物細胞壁主要成分の一つです。 セルロースミクロフィブリルを取り巻くように存在し、セルロースやリグニンと相互作用することで植物細胞壁の構造を強固にしていると考えられています。酵素を用いて植物細胞壁を効率的に分解・利用するには、ヘミセルロースを分解する酵素のはたらきが非常に重要となります。 講師のPeter Biely先生は微生物が分泌するヘミセルロース分解酵素、特にキシランと呼ばれるヘミセルロースの分解に関与する酵素を長年研究されています。 今回は糸状菌由来の新規なエンドキシラナーゼについてご講演頂きます。
講師: Peter Biely教授
Department of Enzymology of Carbohydrates,
Institute of Chemistry,
Slovak Academy of Sciences
- 事前登録不要/参加費なし
日時: | 2014年11月7日(金)16:00~17:30 |
場所: | 東京大学弥生キャンパス セイホクギャラリー エンゼル講義棟 |
アクセス: | campus map |
主催: | 東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農学におけるバイオマス利用研究FG(act87) |
共催: | 文部科学省 新学術領域研究「植物細胞壁機能」 |
問合先: | 生物材料科学専攻 森林化学研究室 鮫島正治 (内線 25255) |