スマートシティにおける持続的植物生産システムのありかた

農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール

スマートシティにおける持続的植物生産システムのありかた

講師:遠藤 良輔
大阪府立大学 大学院生命環境科学研究科
緑地環境科学専攻 生物環境調節学研究グループ 助教


農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。


日時:2016年11月1日(火)13:00〜14:30
教室:農学部7号館A棟7階会議室
参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学)
mail: ahosoi[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
要旨 :
低環境負荷な都市形態であるスマートシティの構築においては,植物生産に対しても多収性に加えて持続可能性が求められる。演者らは,植物生産の過程で発生する有機残渣から熱・電気・二酸化炭素・肥料成分を資源として回収し,植物生産に再利用する資源循環型植物生産システムの研究開発に取り組んでいる。本講演では半閉鎖環境における養液栽培における資源循環を想定して,微生物群集による資源化反応と,回収資源を投入される植物の環境応答に特にスポットをあてる。これらを通じて,スマートシティにおける持続的植物生産システムのありかたについて,生物反応を中心に議論する。