ふくしま再生の会 第17回活動報告会
「飯舘村 in すぎなみ —話して、食べて、つながろう!—」
私たちは、福島原発事故後の2011年6月以来、飯舘村に活動の拠点を設け、村民の方々と共に知恵を出し合いながら再生へ向けた各種のプロジェクトを推進してきました。避難指示解除から間もなく1年が経ちますが、帰村した村民は中高年中心でまだまだ少ない状態です。村の方々は事故による避難生活の中でも故郷である飯舘村を守ろうと努力されてきました。 今後、生活やなりわいの再生を着実に推進していくためには、私たちは飯舘村と都市の住民が、お互いにつながって支え合うことが大事だと思っています。 この度、私たちの東京事務所があるJR阿佐ヶ谷駅南の細田工務店杉並リボン館をお借りして、第17回報告会「飯舘村inすぎなみ――話して、食べて、つながろう!」を開催することになりました。飯舘村の再生には、都市の住民の皆さんと絆を深め相互理解をすることが大切だと考えています。報告会では明治大学農学部の皆さんがサポートされている飯舘村の農産物や特産品の試食と説明も行います。いろいろな立場(生産者、消費者、専門家、ボランティアなど)から協働の目標を作り出そうという試みを、飯舘村と杉並の地域からスタートしたいと切に願っています。
日時: | 2018年2月24日(土)13:30~ 13:30~17:50 報告会「飯舘村 in すぎなみ」 18:00~18:45 懇親会 |
場所: | 株式会社 細田工務店 杉並リボン館(東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-35-21) JR阿佐ケ谷駅南口徒歩5分 |
アクセス: | access map |
主催: | 認定NPO法人 ふくしま再生の会 |
後援: | 飯舘村佐須行政区活性化協議会 NPO法人CBすぎなみプラス 明治大学農学部 明治大学黒川牧場 東京大学農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG(act116) NPO法人都市農村交流推進センター 認定NPO法人ふるさと回帰支援センター オイシックスドット大地(株) (株)カタログハウス (公財)渥美国際交流財団SGRA (株)富士通SSL (株)細田工務店 |
協力: | 大提燈米穀店 |
参加費: | 1,000円(資料代・懇親会費として) |
事前申込: | ふくしま再生の会HP または、sympo2018[at]fukushima-saisei.jpまでメールでご連絡ください。 |
お問合せ: | 「ふくしま再生の会」事務局
e-mail: desk[at]fukushima-saisei.jp Tel. 03-6265-5850 |
なお、2018年2月1日より28日の間、すぎなみ協働プラザ(阿佐谷地域区民センター4階)にて、ふくしま再生の会のポスター展示会を、開催します。合わせてご覧ください。 |
program
13:00 受付開始
13:30
主催者挨拶
田尾陽一(ふくしま再生の会理事長)
主な参加者ご紹介
飯舘村村民、後援団体
報告
14:00
佐須の地域活性化計画とソバ・菜種作り
佐藤 公一(飯舘村佐須行政区長)
農業再生の試み 酒米・ハウス野菜など
菅野 宗夫(本会福島代表・副理事長)
佐須滑地区「明大ハウス」の栽培の現状と今後
竹迫 絃(元明治大学教授)
佐須のヤーコン・ジャムつくりなどの可能性
小清水 正美(明治大学黒川農場客員教授)
試食会
15:00
飯舘村のお米、ヤーコンジャム、ホウレンソウ菓子など(適宜休憩)
報告
15:40
都市住民との交流と佐須地域コミュニティの再生
菅野 永徳(佐須老人クラブ副会長)
飯舘村の交流事業の具体化
大永 貴規(本会副理事長)
飯舘村の農業再生の課題
溝口 勝(本会副理事長・東大大学院教授 )
杉並地域住民、後援団体などより
17:40
まとめ
田尾洋一
17:50
閉会