放射線の生物影響 —スウェーデンの経験

「放射線の生物影響 —スウェーデンの経験」

チェルノブイリ原発事故の影響を大きく受けたスウェーデンでは、環境放射線に関する知見が豊富に蓄積されています。最も汚染された地域のCs-137蓄積量は10万ベクレル/m2にも及び、国を挙げて、外部被ばくの算定にも尽力してきました。また、トナカイを食する遊牧人の内部被ばく量は、事故発生から1年後に最大に達するなど、食の安全に関する多くの知見が得られています。こうした背景の中、長年放射線のリスクについて研究されているEva Forssell-Aronsson教授をお招きして、放射線と生物影響について議論したいと思います。
講演:
  • 事前登録不要/参加費なし

日時:2015年6月2日(火)10:00~12:00
場所:東京大学弥生キャンパス
農学部2号館1階化学第2講義室
アクセス:
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共催:東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン農における放射線影響FG(act94)/東京大学大学院農学生命科学研究科「農業環境」と「食の安全」を対象とした放射線の実践教育プログラム
内容: Professor Eva Forssell-Aronssonによる講演 “Biological Effects of Radiation”
東京大学大学院農学生命科学研究科における被災地支援研究の紹介
問合先: 小林奈通子 anikoba[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp (ext.28496)