FG5: 農学における情報利用研究

農学における情報利用研究フォーラムグループ

農学における情報利用の新たな可能性を探ります

最先端農業システムやリモートセンシング・地理空間情報、生態系保全のための情報提供、気候変動に伴う農業気象情報や食料需給問題など、農学分野における情報利用研究は大きな可能性を秘めています。当FGは、定期的な勉強会を開催し、農業環境情報の交換を促すと共に、メーリングリストを利用して参加者に関連情報を配信します。
見学会
見学会
国際セミナー

2015年度ガイダンス:2015年4月8日16:00〜16:30 場所:7号館B棟231-232教室
現在公開されている情報は昨年度のものです。ガイダンス終了後に2015年度の情報を公開しますので、お待ち下さい。

平成26年度 授業
演習 農学における情報利用ゼミナール

1.進め方

  • 前期は本FGと関連性の高い学会等のシンポジウム、見学会への参加。
  • 後期は外部講師の先生によるセミナーへの参加。
  • その他、学生諸君の意見を聞きながら、随時演習等企画する。
2.評価
  • シンポジウム、見学会、セミナーに関するレポート提出。
    (内容詳細はホームページ、メールにて後日お知らせします。)
  • 平成26年度のレポート課題
    課題:
    参加したシンポジウムや見学会、セミナーの中で、興味あるものに関してその内容をA4 一枚程度にまとめてメールにて提出。
    提出先:事務局 細井まで(E-mail:ahosoi[et]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)
    締切: 平成27年2月6日(金)

3.予定

(各シンポジウム、見学会に参加する履修者は、前日までに生物・環境工学 細井にメールしてください)

■前期
シンポジウム
  1. 第30回日本農業工学会シンポジウム: 沿岸優良農地の震災復興と農業工学の新たな役割
    詳しい情報
  2. 日時:5月13日(火) 13:10~16:30
    場所:東京大学弥生講堂一条ホール

  3. 農業情報学会シンポジウム
  4. 日時:5月14日(水) 14:15〜18:00
    場所:東京大学農学部弥生講堂
    詳しい情報)  
    「スマート農業とシステムイノベーションに向けて」

  5. 国立環境研究所公開シンポジウム
  6. 「低炭素社会に向けて~温室効果ガス削減の取り組みと私たちの未来~」
    日時:平成26年6月13日(土)
    メルパルクホール( 東京都港区芝公園2-5-20)
    詳しい情報

■後期
シンポジウム
日本農業気象学会 関東支部例会
日時:2014年11月28日(金) 9:30〜
会場:海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所 三好記念講堂
※一般講演発表会/シンポジウム・施設見学会:学生参加無料
※一般講演発表は学生が発表できます。ふるって応募ください。
詳しい情報)
セミナー
今年度のセミナー日程

4.メーリングリストへの登録
以下の情報を
ahosoi(あっと)mail.ecc.u-tokyo.ac.jp 
まで、お送りください。なお、履修をしない学生でもシンポジウムの情報などは受け取れ、かつ出席も可能です。
  ・登録するメールアドレス
  ・名前
  ・所属(専修、専攻)
  ・履修するかしないか

5.質問等連絡先
生物・環境工学専攻 生物環境情報工学研究室
細井 文樹 (事務局) 
7号館A棟417号室
TEL:03-5841-8881 (内28881)
E-mail: ahosoi(あっと)mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

勉強会・セミナー(平成26年度)
10月28日(火)
13:00~
食と農のeデザイン
講師:株式会社NTTデータ 古城門 美香
場所:7号館A棟7階 会議室
要旨:
日本の食と農業の分野へのIT活用は、製造業等他分野よりも遅れていた。しかし、最近は政府の後押しもあり、新しい取り組みがホットに行われつつある。
本講義ではITの持つ特性・可能性と食や農業の分野がかかえる課題をみつめ直し、新しいシステム活用&デザインをする視点を考察する。また気象情報システム、衛星画像解析、需要と供給のマッチング等の先進事例を学ぶ。
講演者はNTTデータにおいて公共、金融、法人等様々な分野のシステム&デザインに携わってきており、和食等の料理研究家でもある。
11月14日(金)
13:30~
Ozone and forests: from biological processes to environmental protection
DATE: 14th Nov. 2014 at 13:30 –
VENUE: meeting room, #7A Bldg., 7F
speaker: Dr. Elena Paoletti
Senior Scientist, Institute Plant Protection – National Council of Research (IPP-CNR)
abstract: Ground-level ozone is a significant greenhouse gas and phytotoxic pollutant. Recent developments suggest that ozone has the potential to impair bio-diversity, carbon sequestration and water control at global level. This seminar will summarize the state of the art of scientific knowledge about the environmental impacts of ozone, with a focus on forest species and ecosystems, and how to translate this knowledge into scientifically-sound criteria for protecting plants from ozone. Research tools in ozone science, biological responses to ozone exposure, models of stomatal ozone uptake and epidemiological approaches will be discussed.
11月18日(火)
13:00~ 
太陽光植物工場
講師:愛媛大学農学部 羽藤堅治教授
場所:7号館A棟7階 会議室
要旨:
愛媛大学植物工場研究センターの研究や実証試験について解説し、今後の植物工場の展開などについて議論する。

1月13日(火)
13:00~ 
社会課題解決へ向けたICT活用R&D
講師:萬 伸一(日本電気株式会社 スマートエネルギー研究所 新概念デバイスTG 研究部長)
場所:7号館A棟7階 会議室
要旨:
農業や環境などの社会的な課題へICTを活用する試みが多面的に進んでいる。活用の起点となるのはセンシングである。本講演では、量子型センサデバイスや画像処理技術などセンシングに係るNECでの研究開発事例を紹介しながら、ICTによる社会課題解決へのアプローチを議論する。
FG担当スタッフ
大杉 立
生産・環境生物学
古谷 研
水圏生物科学
大政謙次
生物・環境工学
大下誠一
生物・環境工学
牧野義雄
生物・環境工学
清水謙多郎
応用生命工学
溝口 勝
農学国際
小林和彦
農学国際
川島博之
農学国際
露木 聡
農学国際
武内和彦
生圏システム学
米川智司
生態調和農学機構
藤原章雄
富士癒しの森研究所
 
 
フォーラムグループ長
大政謙次
事務局長
細井文樹