農学総合科目
「放射線環境学」
2011年3月の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故により、多くの放射性物質が環境中に放出された。
環境をたくみに利用し生産を行う農業にとって、放射能による環境汚染は、外部被ばくの懸念のみならず、食の安全の観点からも大きな脅威であった。
そんな中、農業関係者はどのように危機と対峙し、どのような解決を模索したのだろうか。
本講義は、農学を志す学生にとって農業・環境・食の安全といった重要分野の基礎を放射能汚染を通して学ぶことを目的としている。
今後の日本を担い世界を舞台に活躍することが期待される若者として、また、2011年の東日本大震災後の新時代を築く開拓者として、積極的な姿勢での講義参加を期待している。
環境をたくみに利用し生産を行う農業にとって、放射能による環境汚染は、外部被ばくの懸念のみならず、食の安全の観点からも大きな脅威であった。
そんな中、農業関係者はどのように危機と対峙し、どのような解決を模索したのだろうか。
本講義は、農学を志す学生にとって農業・環境・食の安全といった重要分野の基礎を放射能汚染を通して学ぶことを目的としている。
今後の日本を担い世界を舞台に活躍することが期待される若者として、また、2011年の東日本大震災後の新時代を築く開拓者として、積極的な姿勢での講義参加を期待している。
A1/A2ターム月曜日第3限(13時15分~14時45分) オンライン講義
講義資料
成績評価方法
毎回の講義後のショートレポートおよび試験による総合評価を行う。
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ショートレポートによる評価:毎回の講義後に、その日の講義の内容のまとめ、もしくは意見を記載し、その場で提出する。
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試験による評価:試験方式は追って連絡する。
教科書・参考書
毎回、講義資料を配布する。
以下の本を参考書とする。
- 中西友子「土壌汚染」―フクシマの放射性物質のゆくえ(NHKブックス)
- 中西友子、田野井慶太朗 編 Agricultural Implications of the Fukushima Nuclear Accident (Springer) シリーズ3冊:以下より無料でDLできる
https://link.springer.com/book/10.1007/978-4-431-54328-2
https://link.springer.com/book/10.1007%2F978-4-431-55828-6
https://link.springer.com/book/10.1007%2F978-981-13-3218-0
- 放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会 (ISSN 2434-0413)[資料集2011-2016(第1回-第12回)] (2018年5月2日)
https://link.springer.com/book/10.1007/978-4-431-54328-2
https://link.springer.com/book/10.1007%2F978-4-431-55828-6
https://link.springer.com/book/10.1007%2F978-981-13-3218-0
講義スケジュール(2021年度)
第11回
12月20日
●農村・復興農学
溝口 勝 教授(農学国際専攻 国際情報農学)
第12回
12月27日
●セシウムとカリウム
小林奈通子 准教授(応用生命化学専攻 放射線植物生理学/附属アイソトープ農学教育研究施設)
第13回
1月17日
●試験