農学総合科目 「食の安全科学」
生きていくためには食事は欠かせない。しかし不幸なことに時には食べ物が重篤な健康被害をもたらす。食を楽しみ健康に生きていくためには、食事はすべて安全でなければならないが、それを維持することは簡単なことではない。私たちは数多くの食べ物を囲まれて 生活している分、被害をもたらす様々な要因が潜んでいる。それらをどのように制御して安全で安心な食生活を実現するか。社会的に常に関心の高い問題である。
本講義では、フードチェーンの視角や危害要因の視点をベースにして、食の安全を守るため、技術や制度に科学、特に農学がどのように貢献しているについて学ぶ。そして食の安全問題がもつ多様性、複雑性、社会性について理解する。
本講義では、フードチェーンの視角や危害要因の視点をベースにして、食の安全を守るため、技術や制度に科学、特に農学がどのように貢献しているについて学ぶ。そして食の安全問題がもつ多様性、複雑性、社会性について理解する。
農学総合科目「食の安全科学」
A1/A2ターム:水曜日第5限(17時05分~18時35分) オンライン開講(zoom)
成績評価方法
【成績評価方法】毎回の出席状況とすべての授業が終了した後に提出してもらうレポート2編の内容を基に総合的に行います。なお、レポートを提出しない場合は「未受験」となります。
【レポート提出】ITC-LMSで提出してください。締切日時は後日公表。
講義を担当した教員から1題ずつ課題が出されます。その中から2題を選んでレポートを作成してください。それぞれのレポートの字数は2000字以上とします。提出方法については後日説明します。
教科書・講義資料
当日教室でプリントを配布しますが、授業によっては配布しない場合もあります。一部の教員については、情報基盤センターのITC-LMSから講義資料を授業前後にダウンロードできるようにしています。
ユーザーサポートはメールフォームでも受け付けています。問い合わせの際、メール本文にユーザーIDを明記してください。
参考書
- 小城勝相・一色賢司編『食安全性学』放送大学教育振興会、2014年|梅津憲治『農薬と食:安全と安心―農薬の安全性を科学として考える』ソフトサイエンス社、2003年
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小野寺節・佐伯圭一『脳とプリオン (普及版) -狂牛病の分子生物学』朝倉書店、2013年
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田崎晴明『「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』 朝日出版社 2012年
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/(左記サイトよりダウンロード可)
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/(左記サイトよりダウンロード可)
履修上の注意
出席は指定されたフォームに指定された時間までに、氏名、学生証番号および当日の要約を入力することで確認します。詳しい方法は後日説明します。
講義スケジュール(2020年度)
※資料はITC-LMS限定です(配布のない授業もあります)
第1回
9月30日
●休講
第12回
12月23日
●動物飼料
杉浦 勝明(農学国際専攻 国際動物資源科学)
第13回
1月6日
●動物病理
内田 和幸(獣医学専攻 獣医病理学)
第14回
1月13日
●物理的危害、選別除去、非破壊検査
安永 円理子(生態調和農学機構)