農学総合科目 「食の安全科学」
生きていくためには食事は欠かせない。しかし不幸なことに時には食べ物が重篤な健康被害をもたらす。食を楽しみ健康に生きていくためには、食事はすべて安全でなければならないが、それを維持することは簡単なことではない。私たちは数多くの食べ物を囲まれて生活している分、被害をもたらす様々な要因が潜んでいる。それらをどのように制御して安全で安心な食生活を実現するか。社会的に常に関心の高い問題である。
本講義では、フードチェーンの視角や危害要因の視点をベースにして、食の安全を守るため、技術や制度に科学、特に農学がどのように貢献しているについて学ぶ。そして食の安全問題がもつ多様性、複雑性、社会性について理解する。
本講義では、フードチェーンの視角や危害要因の視点をベースにして、食の安全を守るため、技術や制度に科学、特に農学がどのように貢献しているについて学ぶ。そして食の安全問題がもつ多様性、複雑性、社会性について理解する。
農学総合科目「食の安全科学」
A1/A2ターム:金曜日第3限(13時00分~14時45分) 農学部1号館8番教室
成績評価方法
出席と授業ごとに提出するエッセイにより総合的に評価。出席回数がゼロもしくは1回の場合は「未受験」となり、2回以上だと「不可」も含めて、なにがしかの成績がつきます。
教科書
一部の教員については、情報基盤センターのITC-LMSから講義資料を授業前後にダウンロードできるようにしています。
受講者は各自ITC-LMSにログインし、食の安全科学をコース選択して事前に講義資料を入手してください(一部、オンラインで講義資料配布のない授業もあります)。
なお、ITC-LMS利用にあたって簡単なマニュアルを準備しました→ダウンロード(pdf)
ユーザーサポートはメールフォームでも受け付けています。問い合わせの際、メール本文にユーザーIDを明記してください。eccsアカウントを所持してない受講生は本サイトよりダウンロード(学内限定)してください(ITC-LMSの作業が優先になるので、アップロード作業が遅れることがございます)。
履修上の注意
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パワーポイント等の画像と音声を中継するので第9講義室でも授業の聴講ができます。(人数が多い場合は第10講義室も利用)
- 席票は授業開始30分後から配布します。その配布時に出席票を受け取れない場合は欠席扱いとなるので注意してください。エッセイ用紙は14時20分ごろに配布します。講義は終了時刻のおよそ10分前に終わる予定です。残りの時間でエッセイを作成して、授業時間終了時に出席票とともに提出してください。それ以降に提出しても無効です。エッセイの課題は講義時間中に知らせます。用紙に氏名・学籍番号・(進学予定)専修名を記入欄に書いてください。氏名だけ書いて学籍番号等を書かないと、出席確認の際に不利になることがあります。出席票とエッセイの書かれたエッセイ用紙の両方が提 出されてはじめて出席とし、エッセイが採点されます。出席票が提出されていてもエッセイ用紙が提出されていなければ、また逆にエッセイ用紙が提出されていても出席票が提出されていなければ欠席と同じ扱いです。なお、白紙のエッセイ票は提出されていない状態とみなします。
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農学部の授業日にしたがって授業を行うので(曜日の変更など)、他学部のスケジュールとあわずに出席できない場合があるかもしれませんが、特別な配慮はしません。また講義を聴講した上で作成したエッセイを基に毎回採点し、それを総合評価しますので、いかなる理由による欠席についても追加のレポートによる措置は行いません。可能な限り毎回出席することを勧めます。
講義スケジュール(平成28年度)
※資料は学内限定アクセスです
第2回
10月7日
●植物病理
山次 康幸(生産・環境生物学 植物病理)
第3回
10月14日
●農薬
浅見 忠男(応用生命化学専攻 生物制御化学)
第6回
11月4日
●物理的危害、選別除去、非破壊検査
大下 誠一(生物・環境工学専攻 生物プロセス工学)
第7回
11月11日
●放射性物質
中西 友子(食の安全研究センター 食品病原微生物)
第9回
12月2日
●魚食
山下 倫明(水圏生物科学専攻 水産化学)
1月20日
●予備日