衛星観測による森林モニタリングのための樹冠反射率モデル開発

農学における情報利用研究フォーラムグループ > 農学における情報利用ゼミナール

衛星観測による森林モニタリングのための樹冠反射率モデル開発

講師:藤原 匠
防衛大学校 電気情報学群情報工学科 助教
ソフトウェア工学研究室

農学における情報利用ゼミナールを履修していない学生も参加できます。ご興味のある教員・学生の参加を歓迎します。


日時:2023年1月30日(月)13:00〜
教室:zoom
受講生にはITC-LMSでおしらせします.それ以外の方は細井かアグリコクーンまでお尋ねください.
協賛: 日本農業気象学会 リモートセンシング・GIS研究部会
参加申込・問合先:細井文樹(生物環境情報工学)
mail: ahosoi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp
abstract:
日本衛星リモートセンシングは森林モニタリングのための強力なツールの一つとなっている。特に近年、衛星センサの空間・波長・時間、それぞれが高分解能化してきており、多様なデータの取得が可能である。一方で、高精度な森林モニタリングには、衛星センサの観測データを解釈するための物理モデルが必要であり、仮想的な森林を模擬した様々な反射率モデルが開発されてきている。本セミナーでは、これまで開発に取り組んできた、樹冠反射率モデルについて紹介する。このモデルの特徴としては、樹冠の立体構造に起因する影割合を考慮することで、複雑なパラメータを必要としないことである。