農学総合科目
「バイオマス利用学概論」「森林資源と木材利用」
「バイオマス利用学概論」
「バイオマス」は生物によって生産される有機物の量を意味するが、近年はその有価物としての側面を指す用語として使われるようになった。バイオマスは再生可能な資源として注目され、各種の工業原料およびエネルギー資源として広く利用されている。この授業では各担当教員が、それぞれの専門の立場で、バイオマスの利用事例とその効果、および将来展望等について基本的な事項を最新の情報をまじえて解説する。
A2タームの開講科目である「森林資源と木材利用」をあわせて履修することを推奨します。
「バイオマス」は生物によって生産される有機物の量を意味するが、近年はその有価物としての側面を指す用語として使われるようになった。バイオマスは再生可能な資源として注目され、各種の工業原料およびエネルギー資源として広く利用されている。この授業では各担当教員が、それぞれの専門の立場で、バイオマスの利用事例とその効果、および将来展望等について基本的な事項を最新の情報をまじえて解説する。
A2タームの開講科目である「森林資源と木材利用」をあわせて履修することを推奨します。
「森林資源と木材利用」
我が国は天然資源の少ない国家と言われる中で、国土の2/3は森林に覆われている。このようなことから、森林から得られる木材あるいは木質バイオマスは我が国において、豊富に存在する貴重な天然資源ということが言える。一方、森林は国土の保全や自然災害防止、水源確保、二酸化炭素の吸収源、さらに生物多様性や国民のレクレーションの場等、多面的な機能を保持しており、持続的に管理経営を行っていかなければならない。このような視点に立ち、本講義では、森林資源と木材利用について、その課題と将来に向けた可能性を幅広く包括的に学修することを目標とする。
我が国は天然資源の少ない国家と言われる中で、国土の2/3は森林に覆われている。このようなことから、森林から得られる木材あるいは木質バイオマスは我が国において、豊富に存在する貴重な天然資源ということが言える。一方、森林は国土の保全や自然災害防止、水源確保、二酸化炭素の吸収源、さらに生物多様性や国民のレクレーションの場等、多面的な機能を保持しており、持続的に管理経営を行っていかなければならない。このような視点に立ち、本講義では、森林資源と木材利用について、その課題と将来に向けた可能性を幅広く包括的に学修することを目標とする。
「バイオマス利用学概論」
A1ターム木曜日第3限(13時00分~14時45分) 農学部1号館8番教室
「森林資源と木材利用」
A2ターム木曜日第3限(13時00分~14時45分) 農学部1号館8番教室
講義資料(ITC-LMS利用方法)
本サイトから学内ネットワークを経由して講義資料がダウンロード可能です。
成績評価方法
「バイオマス利用学概論」
出席と学期末試験で成績を評価する。
試験日時:平成27年10月22日(木), 3限 (13:00-14:45)
教室:農学部1号館第8番講義室 参考資料等:講義レジュメ等の参考資料の持込不可。
「森林資源と木材利用」
出席ならびに試験により成績を評価する。また試験においては参考資料を見てはいけないこととする。
試験日時:平成27年12月17日(木), 3限 (13:00-14:45)
教室:農学部1号館第8番講義室
教科書・参考書
「バイオマス利用学概論」
授業全体にかかわる教科書は使用しない。
「森林資源と木材利用」
最新年度の森林・林業白書を講義全体についての参考資料とする。また、その他の参考図書および資料については各回に担当教員から指示を行う。
講義スケジュール(平成27年度)
※資料は学内限定アクセスです
バイオマス利用学概論
第4回
10月1日
●バイオマス利用と地域経済・社会振興:持続可能性の視点から
木南 章 (農業・資源経済学専攻)
第5回
10月8日
●海洋バイオマスとその利用
岡田 茂 (水圏生物科学専攻)
10月22日
●試験
—
森林資源と木材利用
第1回
11月5日
●森林資源と木材利用に関する総論
鮫島 正浩 (生物材料科学専攻)
第6回
12月10日
●木質構造と木造建築
稲山 正弘 (生物材料科学専攻)
資料なし
第7回
12月17日
●試験
—