アグリコクーン・農における放射線影響FG企画
“原発事故と学生~東京から考える~”

福島第一原子力発電所の事故から1年半以上が過ぎました。この間、多くの研究機関から多種多様な情報が発信されており、汚染低減策や低線量被曝に関する公開シンポジウムや放射能対策活動が毎週のように行われています。本研究科においても様々な情報発信が行われていますが、その発信者は大学の教員であることがほとんどです。一方、この問題と長く向き合うことになる若い人たちは、現状に対してどのように考え、行動しているのでしょう。そこで今回、若い人たちが実施している活動や考え方を互いに知る機会を設け、会合のサポートをすることとしました。
また、震災や原発に関連するニュースを見ない日はありませんが、被災地から離れたここ東京に住む人の関心はどうでしょうか。被災地と“東京”という両者を見てきた若い人はどのようなことを思っているのでしょうか。 原発事故の影響、原子力政策を巡る議論は長期に渡るとされています。学生の活動を知ることで、これからの社会を築いていく若い人たちがヒントを得られるような会合にしたいと思います。
日時:2012年12月1日(土)
午前の部:11:00開始(要・事前登録・40名まで)
午後の部:13:30開始(事前登録不要)
場所:東京大学大学院農学生命科学研究科フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール
概要:午前:農学部RI施設において、放射性セシウム測定現場の見学(要・事前登録)
午後:「原発事故と学生~東京から考える~」(事前登録不要)
学生(7名)からの話題提供や活動報告、および質疑
その他: 参加無料、ネット配信はいたしません。
午前の部のみ事前登録が必要
(年齢、性別、名前をメールにて下記連絡先へ。11/29〆切)

※若い世代・学生の積極的な参加を期待します。
連絡先: FG事務局長 田野井慶太朗 (uktanoi[@]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)