2014/5/9

ふくしま再生の会 活動報告会

福島・飯舘村再生の意味

2011年6月以来、福島・飯舘村に於いて、私たちふくしま再生の会は「共感と協働」をモットーに、「被災現地において」「継続的に」「被災者と協働して」を方針として、活動して参りました。全国260人以上の個人会員・法人会員がそれぞれの思いをもとに、地域の再生に役立つよう多彩な活動を自主的に取り組み、試行錯誤して参りました。
このほど、ふくしま再生の会の報告会を東京で開催します。今回は3年にわたって避難を強いられている福島・飯舘村の村民の皆さん、特に若手の皆さんの参加が予定されています。そして元福島県知事佐藤栄佐久さん、お集まりの皆さんご自身も話し合いに参加し、「福島・飯舘村再生の意味」を、それぞれの立場から考えていきたいと思います。
また、私たちの各種活動状況をポスター展示の形でまとめ、活動中の各員が展示ポスターの前で説明し、皆さんと討議を行います。多数の皆様のご出席をいただき、今後の原発事故被害地の再生の課題・取り組むべき具体策をともに考えていきたいと思います。

日時平成26年5月25日(日)12:00~
場所 於:東京大学農学部(弥生キャンパス)1号館8番教室
弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー
ご案内
主催ふくしま再生の会
後援東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン 農における放射線影響FG
東京大学農業復興工学会議
その他 参加無料・当日参加可(ディスカッションは要事前登録)Ustreamで配信予定
info.https://www.facebook.com/events/380762478732052/
配信http://www.ustream.tv/channel/mizo-channelで配信予定

プログラム

〈ディスカッション〉
農学部1号館2階8番教室
1) 福島・飯舘村の参加者がそれぞれの『再生の意味』  について語ります 15:00〜16:00

  1. 佐藤栄佐久(元福島県知事)
  2. 飯舘村から 若者世代、壮年世代(10数名)
  3. 村外から 若者世代、壮年世代数名
2) 村民との対話 16:00〜17:00
参加者の皆さま全員がグループに分かれて、福島・飯舘村の方々を囲んで、それぞれの「飯舘村再生の意味」について意見交換・討論をします。
3) ディスカッション結果報告 17:00〜17:30
4) 質疑
5) まとめと挨拶
ディスカッションへの参加は事前登録が必要です。
下記リンクのメールフォームよりお申し込みください(先着100名) http://kokucheese.com/event/index/171110/

〈ポスター展示〉 
12:00〜18:00 弥生アネックス1階セイホクギャラリー
  1. までい工法とその発展
      大豆とそばなどの作物栽培
      汚染水の田畑流入防止施設の開発
      水流汚染の観測
      田圃からの発生ガス観測
      村の復興への夢
  2. 放射線モニタリングプロジェクト
  3. サークルまでいの活動と稲の試験作付け報告
  4. 健康・医療・介護プロジェクト
  5. エアロゾル観測
  6. 村の花と植物の観察・測定
  7. 小宮桜植樹プロジェクト
  8. イノシシ捕獲・解剖・放射性物質測定プロジェクト
  9. 山津見神社の天井オオカミ絵復元
  10. 点滴養液栽培ハウスの建設
  11. 村境一周の線量測定、山地の動植物、村を全周する土塁の謎


〈飯舘村写真展〉

〈キャンパスツアー〉
13:00〜, 14:00〜 1時間程度/各20名
土壌、作物、生物などのサンプル分析を担う「サークルまでい」のサークル室、放射能測定を行う放射性同位元素施設見学

〈レセプション〉 18:00〜19:30
弥生アネックス1階セイホクギャラリー 参加費無料(軽食+飲物)
パネリスト、出展者、参加者による自由な意見交換と交流



アグリコクーンでは過去に飯舘村の現地調査を実施しています。
http://www.agc.a.u-tokyo.ac.jp/info/pdf/121005_fg6.pdf
http://www.iai.ga.a.u-tokyo.ac.jp/mizo/lecture/agc-info/12/2012.html
また、次の資料もご覧ください。
地域社会と専門家の連携 -大学にできること-
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/20130810slide6.pdf