2011年6月以来、福島・飯舘村に於いて、私たちふくしま再生の会は「共感と協働」をモットーに、「被災現地において」「継続的に」「被災者と協働して」を方針として、活動して参りました。全国260人以上の個人会員・法人会員がそれぞれの思いをもとに、地域の再生に役立つよう多彩な活動を自主的に取り組み、試行錯誤して参りました。
このほど、ふくしま再生の会の報告会を東京で開催します。今回は3年にわたって避難を強いられている福島・飯舘村の村民の皆さん、特に若手の皆さんの参加が予定されています。そして元福島県知事佐藤栄佐久さん、お集まりの皆さんご自身も話し合いに参加し、「福島・飯舘村再生の意味」を、それぞれの立場から考えていきたいと思います。
また、私たちの各種活動状況をポスター展示の形でまとめ、活動中の各員が展示ポスターの前で説明し、皆さんと討議を行います。多数の皆様のご出席をいただき、今後の原発事故被害地の再生の課題・取り組むべき具体策をともに考えていきたいと思います。
日時: | 平成26年5月25日(日)12:00~ |
場所: |
於:東京大学農学部(弥生キャンパス)1号館8番教室 弥生講堂アネックス1階セイホクギャラリー ご案内 |
主催: | ふくしま再生の会 |
後援: | 東京大学大学院農学生命科学研究科アグリコクーン 農における放射線影響FG 東京大学農業復興工学会議 |
その他: | 参加無料・当日参加可(ディスカッションは要事前登録)Ustreamで配信予定 |
info.: | https://www.facebook.com/events/380762478732052/ |
配信: | http://www.ustream.tv/channel/mizo-channelで配信予定 |
プログラム
〈ディスカッション〉
農学部1号館2階8番教室
1) 福島・飯舘村の参加者がそれぞれの『再生の意味』 について語ります 15:00〜16:00
- 佐藤栄佐久(元福島県知事)
- 飯舘村から 若者世代、壮年世代(10数名)
- 村外から 若者世代、壮年世代数名
参加者の皆さま全員がグループに分かれて、福島・飯舘村の方々を囲んで、それぞれの「飯舘村再生の意味」について意見交換・討論をします。
3) ディスカッション結果報告 17:00〜17:30
4) 質疑
5) まとめと挨拶
ディスカッションへの参加は事前登録が必要です。
下記リンクのメールフォームよりお申し込みください(先着100名) http://kokucheese.com/event/index/171110/
〈ポスター展示〉
12:00〜18:00 弥生アネックス1階セイホクギャラリー
- までい工法とその発展
大豆とそばなどの作物栽培
汚染水の田畑流入防止施設の開発
水流汚染の観測
田圃からの発生ガス観測
村の復興への夢 - 放射線モニタリングプロジェクト
- サークルまでいの活動と稲の試験作付け報告
- 健康・医療・介護プロジェクト
- エアロゾル観測
- 村の花と植物の観察・測定
- 小宮桜植樹プロジェクト
- イノシシ捕獲・解剖・放射性物質測定プロジェクト
- 山津見神社の天井オオカミ絵復元
- 点滴養液栽培ハウスの建設
- 村境一周の線量測定、山地の動植物、村を全周する土塁の謎
〈飯舘村写真展〉
〈キャンパスツアー〉
13:00〜, 14:00〜 1時間程度/各20名
土壌、作物、生物などのサンプル分析を担う「サークルまでい」のサークル室、放射能測定を行う放射性同位元素施設見学
〈レセプション〉 18:00〜19:30
弥生アネックス1階セイホクギャラリー 参加費無料(軽食+飲物)
パネリスト、出展者、参加者による自由な意見交換と交流
アグリコクーンでは過去に飯舘村の現地調査を実施しています。
http://www.agc.a.u-tokyo.ac.jp/info/pdf/121005_fg6.pdf
http://www.iai.ga.a.u-tokyo.ac.jp/mizo/lecture/agc-info/12/2012.html
また、次の資料もご覧ください。
地域社会と専門家の連携 -大学にできること-
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/20130810slide6.pdf