ローカル5Gで農村はどう変わるのか—その可能性を考える—

農学における情報利用研究フォーラムグループ

ローカル5Gで農村はどう変わるのか
—その可能性を考える—


日時:2020年3月4日(水)11:00-16:30
場所: 東京大学中島董一郎記念ホール(農学部フードサイエンス棟) オンライン配信に変更になりました
参加費: なし
主催:農業農村工学会・農業農村情報研究部会
共催: 東京大学アグリコクーン農学における情報利用研究フォーラムグループ(act131)
申込:http://agrinfo.en.a.u-tokyo.ac.jp/meetings/anounce-41.htm
趣旨:
いま話題のローカル5Gについての勉強会です。
 今年度、総務省は従来の人口カバー率に代えて面積カバー率を指標にして、2023年までに5Gの通信インフラ整備を全国展開する計画を打ち出しました。この計画では全国を10kmグリッドで5Gの基地局が整備されることになります。これにより、これまで携帯電話の電波すら入らなかった農村地域でも5Gのサービスを享受できるようになる可能性があります。こうした中、農水省が総務省と連携し基地局からの面的な高度通信インフラの整備について現在検討を進めています。農業用排水網や農道網の整備に併せて光ケーブルを敷設するのが良いのか、5G基地局から無線で展開するのが良いのかは地域特性によって変わることが予想されます。
 この勉強会ではそうした可能性を踏まえて、未来の農村について議論したいと思います。この機会に一緒に夢を描きたい(暴走してみたい)方々の参加をお待ちしています。
program
11:00-11:10
開会あいさつ
溝口 勝
(部会長/東京大学農学生命科学研究科/教授)
 
11:10-12:00
ローカル5Gとは何か?
中尾 彰宏
(東京大学大学院情報学環/教授)
 
12:00-12:30
総務省における5Gの取組
豊重 巨之
(総務省 総合通信 基盤局 電波部 移動通信課新世代移動通信システム推進室/課長補佐)
 
12:30-13:00
農村の情報ネットワーク環境整備の課題
松岡 宗太郎
(農林水産省 農村振興局 整備部地域整備課/課長補佐)
13:00-14:00
昼休み
 
14:00-14:15
ローカル5Gの基地局設置の方法と課題
池田 博樹
(株式会社M2Bコミュニケーションズ/取締役・株式会社エイビット/5Gビジネスユニット長)
14:15-14:30
農業農村地域の情報基盤整備と未来の農村
安瀬地 一作
(農研機構農村工学研究部門水利工学研究領域/主任研究員)
14:30-14:50
農村ネットワーク環境下で想定されるデモアプリ
槻瀬 誠
(農林水産省近畿農政局農村振興部事業計画課/事業計画管理官)
14:50-15:00
休憩
 
15:00-16:25
アイディアソン:5Gで農村はどう変わるのか?
杉野 弘明
(東京大学農学生命科学研究科農学国際専攻/助教)
16:25-16:30
閉会あいさつ
溝口 勝
(部会長/東京大学農学生命科学研究科/教授)
 
16:30-18:00
情報交換会
別の教室で軽く行う予定です情報交換会は中止)