第3回 ワイン・チャレンジ シンポジウム

日本のワインは今、大きなチャレンジに直面しています。経済だけでなく社会活動全般のグローバル化、気候変化、日本の高齢化と人口減少、アジアの経済発展など、日本にとってチャンスにもピンチにもなり得る複合課題(multiple exposure)に、私たちは向き合っています。特に農業を取り巻く条件が厳しい状況の中で、地域の国産ブドウによるワインをどのように発展させていくかが重要な課題になっております。また、異常気象が頻発する中でのブドウ生産の維持・向上も大きな課題です。こうしたチャレンジをどのように解いていくのか、ワインに関わる多くの皆様が理解と認識を共有し、今後の発展を期するために、ワイン・チャレンジ シンポジウムを開催します。本年の第三回シンポジウムは、最近、注目されている山形県及び北海道のワインの現状と将来について生産等に関わっておられる方々等にお話しいただき、討論会を開催いたします。多くの皆様の積極的なご参加をお待ちしています.
日時:平成25年6月2日(日)13:00 – 17:00
場所:東京大学農学部フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部キャンパス内
申込: 事前申込不要,参加無料,ただし定員85名まで
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主催:ワイン・チャレンジシンポジウム企画委員会(代表:小林和彦 東京大学教授)
共催:アグリコクーン
日本農業気象学会 温暖化フォーラム
協賛:日本ワイナリー協会
道産ワイン懇談会(予定)
山形県ワイン酒造組合(予定)
山梨県ワイン酒造組合
長野県ワイン協会
一般社団法人葡萄酒技術研究会
洋酒技術研究会(予定)
一般社団法人日本ソムリエ協会(予定)
日本ワインを愛する会
プログラム
13:00-13:10
主催者あいさつ



小林和彦
(東京大学農学生命科学研究科教授,日本農業気象学会副学会長)
13:10-14:00
「山形県の農業におけるワイナリーの在り方について」


講演者:岸平典子
(有限会社 タケダワイナリー代表取締役社長 栽培・醸造責任者)
14:00-14:50
「北海道のワイン造りの現状と展望」

講演者:嶌村公宏
(北海道ワイン株式会社代表取締役社長)
14:50-15:00 休憩
15:00-16:00
「ワイン用ブドウの栽培条件とアントシアニン、タンニンの蓄積」




講演者:後藤奈美
(独立行政法人酒類総合研究所 醸造技術基盤研究部門 部門長)
討論者:山川隆
(東京大学農学生命科学研究科教授)
16:00-16:50
「ソムリエが考えるレストランにおける国産ワインの役割」

講演者:谷 宣英
(ホテルニューオータニ トゥールダルジャン シェフソムリエ
16:50-17:00
閉会あいさつ

山本博
(日本ワインを愛する会会長)
ワイン・チャレンジ シンポジウム懇親会
会場
東京大学農学部弥生講堂アネックス
日時
平成25年6月2日(日)18:00-20:00
申込


下記連絡先へ、5月24日(金)正午までにメールでお申し込み下さい。メールに氏名・職業・メールアドレスを明記して下さい。お申し込み受付け後に、確認のメールを差し上げます。先着70名様とさせていただきます。
参加費
2000円(当日会場にて支払い)
内容
日本ワインと軽食
連絡先:
髙橋 梯二(東京大学農学生命科学研究科非常勤講師)
電話:03-5841-1292,email: wineCS.2013@gmail.com(@の全角は半角に変えてください)
ワイン・チャレンジ シンポジウム企画委員会
小林和彦
(委員長,東京大学農学生命科学研究科教授)
大政謙次
(東京大学農学生命科学研究科教授)
中嶋康博
(東京大学農学生命科学研究科教授)
小阪田嘉昭
(元メルシャンワイン技術部長)
東條一元
(元サントリーワイン生産部長)
三澤茂計
(山梨県ワイン酒造組合副会長、中央葡萄酒社長)
菊池敬
(株式会社林農園専務取締役)
荒木徹也
(東京大学農学生命科学研究科准教授)
髙橋梯二
(東京大学農学生命科学研究科非常勤講師)