2007年5月30日(水)10:30~17:30
東京大学農学部 弥生講堂 一条ホール
学内関係者は事前申込不要 | |
※学外の方はこちらをご覧下さい(PDF) | |
参加対象: | イネのバイオエタノール化とその利用に関心をもつ、研究者・技術者・地方自治体・生産者グループ・民間企業・市民・学生など |
現在、大気中の二酸化炭素濃度の上昇に伴い地球温暖化が現実の問題となりつつあり、早急に対応を始める
ことが迫られている。その対策の一つとして、カーボンニュートラルという観点から、バイオマスの利用を
拡大して二酸化炭素の排出量を削減し、持続的社会を構築することが強く求められている。バイオエタノー
ルを利用することで化石燃料の使用を抑えることが、その例としてあげられる。
この度、ホールクロップ・イネのバイオエタノール化に関する技術開発を行うとともに、これを生産し利用する社会システムを構築して、代替エネルギーの利用促進に基いて化石エネルギー利用を削減するとともに、農村振興を図ることを目的とした「イネイネ・日本」プロジェクトを立ち上げることとなった。この機会に、バイオエタノールを利用して持続的社会を構築するための課題と対策について議論する。
◇プログラム
10:30 | 加藤麻希子 (東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程「イネイネ・日本」プロジェクト・コーディネーター) | |
10:35 | 森田茂紀 (東京大学大学院農学生命科学研究科・教授「イネイネ・日本」プロジェクト代表) | |
10:50 | 小宮山宏 (東京大学総長)(予定) | |
11:00 | 生源寺眞一 (東京大学大学院農学生命科学研究科・研究科長) | |
11:15 | 「水田稲作を基盤とするアジア型バイオマスタウン構想」 迫田章義 (東京大学生産技術研究所・教授) | |
12:00 | ||
13:00 | 「バイオマス・ニッポン総合戦略とエネルギー政策」 末松広行 (農林水産省大臣官房環境政策課・課長) | |
13:40 | 「バイオエタノールの導入に向けて」 横山伸也 (東京大学大学院農学生命科学研究科・教授) | |
14:20 | 「民間企業からみたバイオマス利用・バイオエタノールへの期待と課題」 高橋治雄 ((株)豊田中央研究所材料分野バイオ研究室・室長) | |
15:00 | ||
15:20 | 「農村におけるエネルギー自給の試み」 菅原 浩(奥州市総合政策部企画調整課・課長兼地域エネルギー推進室・室長) | |
15:50 | 「「イネイネ・日本」プロジェクトの目指す持続的社会」 森田茂紀 | |
16:20 | 鮫島正浩(東京大学大学院農学生命科学研究科・副研究科長) | |
17:20 | 森田茂紀 | |
17:30 | ||
19:00 |
◇お問い合わせ
アグリコクーン 産学官民連携室
東京大学農学部3号館105A
電話:03-5841-8882 Eメール:office@agc.a.u-tokyo.ac.jp
東京大学大学院農学生命科学研究科・アグリコクーン 農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループ(ACT15) | |
共催: | 農林水産省 |
後援: | 東京大学大学院農学生命科学研究科/東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)/東京大学地球持続戦略研究イニシアティブ(TIGS)/東京大学生産技術研究所 |